美輪明宏 愛のモヤモヤ相談室 2023年11月24日放送のお便りコーナーは2回ありましたね。最初のお便りは、埼玉県の〝いつもルンルンを心に〟さん。次のお便りは、熊本県の〝れんげ〟さんからです。
愛のモヤモヤ相談室 お便りコーナー 2023.11月
2023.11-1 舅の鼻ク○・耳あかに、毎回「あぁ…」こんな時の心のもち方を教えてください。〝いつもルンルンを心に〟さんのモヤモヤ
結婚して6年になる旦那さんには何の不満もありません。
ですが、義父のことで毎回「あぁ…」と。義父は鼻くそや耳あかをとってはパラパラと床に落としてきます。私は毎日掃除機をかけて床をきれいにしているのですが、毎日のように落とされるのでモヤモヤしています。義父はもう83歳…このような時の心持ちを教えていただきたいです。
(高瀬アナ)…と、いうことです。
(美輪さん)義父っていうと、お舅さんでしょ?
(高瀬アナ)そうですね。
(美輪さん)嫌いなんじゃないですか?本質的に…。
(高瀬アナ)笑²…そこは書いてないですけど…。
(美輪さん)好きな人だったらね、耳くそだろうが鼻くそだろうがね後で私が掃除すればいいんだから
で、鼻くそだって耳くそだって、それはね、そんなに大きいもんじゃないでしょ
握りこぶしぐらいあるんじゃないですよ。 よっぽど耳穴がホラ穴みたいに大きい人だったらそりゃあね大変なことでしょうけど。
自分が掃除するのが嫌だったら、自動掃除機があるでしょ。
(高瀬アナ)あ~、なるほど。
(美輪さん)うちは3台か4台ありますけど、
(高瀬アナ)まあ、お広いでしょうから、まあ必要かもしれません。そんなに要りますか。
(美輪さん)よく働きますよ。 そう、 ティシュペーパーを渡してね、「お召し物が汚れますよ。これを使いください」ってやってもいいし、
(高瀬アナ)あ~。
(美輪さん)微笑みながらね。
(高瀬アナ)微笑みながら。そうですね。いつもルンルンを心にさんですからね。自らも、わかってらっしゃる。
(美輪さん)ルンルンが100個ぐらい…。
(高瀬アナ)あぁー、まだ足りない。
(美輪さん)ルンルンルンルンルンルンルン~♪
2023.11-2 職場の後輩づきあいが苦手。良い距離感でいられるには…? 〝れんげ〟さんのお悩み
私は職場の後輩づきあいが苦手です。手本にならなければいけないというプレッシャーや、嫌われたくないと思う一方で、慕ってくれる後輩ほど距離感がわからず、冷たくあしらってしまうことがあります。どんな風に立ち振る舞えば、良い距離感でいられるのでしょうか。
(高瀬アナ)ということです。
(美輪さん)部下とか上司とか いろんな役職とかねそれにこだわってらっしゃるのね
(高瀬アナ)立場でということですかね
(美輪さん)だからそういうのをね全部 吹き飛ばして考えたら何が残ります?
(高瀬アナ)〝人〟ということですかね。
(美輪さん)人間。
(高瀬アナ)はいはい。
(美輪さん)昔の映画の女優さんでね原節子さんって人がいらしたのね。
とっても優しくきれいな方ですよ。で、それがやっぱり小津安二郎という監督さんがね、すごくうるさい人でしたけど、夢中だったそうですよ。原さんにはね。
だからどなたにでもね、常に微笑んでる。優しくてね、上品で。そういうふうな人に自分がなれば。そうすると、周りも扱いが違ってくるでしょ。自分も居心地がいいし。
(高瀬アナ)相手によって自分を変えたりしないわけですよね。
(美輪さん)そうそうそう。人間として見ればね。その人の前でね、威張る必要もない。妙になれなれしく親しくする必要もない。部下とか上司とか、それが先に考えるから、イライラしてくる。
(高瀬アナ)はぁ~、確かに。いや私も後輩から、あの人威張ってるなとか、こう…偉そうだな、と思われないために頑張ってる時あります。だからその時点で、私が囚われていたんだな、と思いました。そうですね。れんげさん、原節子さんを目指してください。美輪明宏さんでも、いいと思います。
(美輪さん)私はもう俗物ですよね。
(高瀬アナ)いやいや。
(美輪さん)性格が悪いですよ。いじわるで。
(高瀬アナ)いやいやそんな事ないでしょう。でもそれは誰に対しても性格が悪いわけですよね。って💦とっ…というと、ちょっと言い方語弊がありますけど。
(美輪さん)そうですね。笑
愛のモヤモヤ相談室11月 お便りコーナー 感想
2023.11-1 Q:舅の鼻ク○・耳あかに、毎回「あぁ…」こんな時の心のもち方を教えてください。A:本質的に嫌いなのでは?握りこぶし・耳穴がホラ穴?大爆笑!美輪さん真顔で大ボケのリフレイン
美輪さん、爆笑でしたよね。いきなり「嫌いなんじゃないですか?」と、ド直球を投げたかと思えば、耳くそも鼻くそもそんなに大きいものじゃないでしょ、とまたまた直球を投げ、
さらに、「握りこぶしくらいあるんじゃないですよ。」と、大ボケをかまし、そして「よっぽど耳穴がホラ穴みたいに大きい人だったらそりゃあね…」と、真顔で大ボケのリフレイン💦
私は、夜中に録画を再生しながら、大爆笑してしまいました。
とはいえ…、困りますよねぇ。共有スペースを、受けいれがたいクセで、連日掃除させられるのは…。それを我慢できているのも、結婚して6年の何の不満もない!旦那さまのおかげなのだとか。(う…、羨ましい…。)
83歳のお舅さんを持つ、結婚6年の〝いつもルンルンを心にさん〟ていったいおいくつなんでしょうか。30代?40代?50代でしょうか?
私の父が88歳なので、50代の方でもおかしくないのかなーと、またまた勝手に推測させていただきますと…。
私の実家の父なら、超どストレートに「もぉー!!!きったないなぁ!!おとーさん!!やめてよーー!!(激怒)」と、いきなり叱りつけてしまいそうですが、お舅さんとなるとそうもいかないのでしょうね。
ここで、下記の表をご覧いただけますでしょうか。
DO | ①する | ②しない |
CAN | ③できる | ④できない |
WANT | ⑤したい | ⑥したくない |
TRY | ⑦~しようとする | ⑧~しようとしない |
BE | ⑨~ありたい | ⑩~ありたくない |
これを〝いつもルンルンを心にさん〟バージョンにしてみますと…
DO | ①言う | ②言わない |
CAN | ③言える | ④言えない |
WANT | ⑤言いたい | ⑥言いたくない |
TRY | ⑦~言おうとする | ⑧~言おうとしない |
BE | ⑨~でありたい | ⑩~でありたくない |
こんな感じでしょうか…。ルンルンさんは、〝このような時の、心持ちを教えてほしい〟とおっしゃっているので、不満は持ちつつも、②の〝言わない〟方向での心のありようを探しておられるのかと推察いたしました。
もし、私が②の言わない方向で、気持ちを収めるとしたら…(いつもの勝手な推察ですみません💦)③&②の答えを出すのかなーと思いました。③言える けど、②言わない ということでしょうか。
そのために、⑤言いたい、⑥言いたくない、⑦~言おうとする、⑧~言おうとしない、などを思い巡らせ、結果、⑨~でありたい、⑩~でありたくないを、探してみるのではないかなーと思いました。
結局、⑨&⑩のBE、自分は、どうありたいのか?嫁としてこうありたい、ありたくない、をハッキリさせてみると、あー、そうだったのかー、と自分に対して、わかった!という気になれるのではないかと思いました。
今は、⑤言いたいけど、④言えない、ということなのかもしれませんね。
もし、③言えるけど、(自分は今は)②言わないのだ、と、自分の気持ちを収めるのだとしたら、そのヒントは、BEの中にあるのかも。
そしてそのBEの歴史を辿ってみたら、何かまた別の発見があるのかも…。
同様に、④言えないけど、(今回自分は)①言うのだ、という選択肢もあってもいいのかなと思いました。
いずれにしても、BEがキーポイント❗ルンルンルンルンルン~♪!
2023.11-2 職場の後輩づきあいが苦手。良い距離感でいられるには…?
れんげさん、女性でしょうか??女性と仮定してみますね!
でもちょっと不思議な感覚ですよね…?
・後輩に対して手本にならなければいけないと思うこと
・後輩に嫌われたくないと思うこと
・慕ってくれる後輩ほど距離感がわからず、冷たくあしらってしまうこと
なんかその…、言ってることと、やってることの間に矛盾を感じますよね??
冷たくあしらうなら、嫌われてもしょうがないし、好かれたいなら、温かく受け容れないといけないし…。
言行一致なら、後輩の手本になれるけど、言行不一致なら、後輩の手本にはなれない気がしますよね。
私の…、先入観になってしまうのですが、長女の方とか、お姉ちゃんに特有な感覚なのかもしれないなぁ?と思ってしまいました。
私は三女で、下に兄弟がいません。そのせいか?後輩に対して手本にならなければいけない、という感覚が全くないですね。
後輩に嫌われたくない、という気持ちもほぼありません。慕ってくれたら、嬉しくて、めっちゃ可愛がってしまうのではないかと思います。
心理学の本などで、現在の職場の人間関係って 自分が小さい時の、親や兄弟、祖父母との家族関係を再体験している場合がある、とよく言われますよね。
私の例を挙げてみますと…、私は現在、職場でミスった時に、先輩に睨み付けられて、すごい低いトーンの声で、ミスをなじられるのが、すごく怖いです。
だけど、よくよくその場面を書いて、何度か読み返してみると…。
それって昔、私が小さい頃に祖母に睨まれ、なじられた記憶がダブっているんです。
私が小さい頃、コップを落として割ったり、なにか失敗すると、よく祖母に睨み付けられて、すごいドスの効いた低いトーンの声で怒られていました。怖い~💦
その記憶と、現在がオーバーラップしていたって、怖すぎじゃないですか??だって、その記憶って、もう50年も前の記憶なんですよ??
それが、自覚なく蘇って来るって…💧怖い、怖い💦
職場の先輩の怖い顔と、ドスの効いた声でミスを指摘される時って、今もほんと身の縮む思いです。(っていうか、ミスしなかったらいいだけなんですけど…💦50過ぎると、ほんと覚えが悪くて自分でもイヤになります。)
先輩の後ろに、祖母の般若のような怖い顔が今もダブります。でも、この人は祖母じゃないんだ、という自覚が、ちょっと自分を安心させてくれます。
なんか私って、般若のような怖い顔=他者の拒絶と感じて、怯えてしまう、という独特のクセ?のような妙な感覚があるんです。
わかる方には、わかっていただけると思いますが…。わからない方には、全くおわかりいただけませんよねー。
もしかしたら…、ですけど、れんげさんにも、小さい頃のなにかが反映されているという可能性があるかもしれませんよ…?と、これまたいつもの勝手な推測でした💦
ひとつひとつ、過去の場面を振り返って解放され、気負わず優しい対応ができたり、自然に後ろ姿がお手本になっていたり!なんてことになったら、素敵ですよね♪
プレッシャーからではなく、心から後輩や自分のことを励ますことができて、そして慕われることに違和感なく、喜びを感じられる。そんな自分になれたら、本当に嬉しいですよね。
れんげさん、共に原節子さんや美輪明宏さんを目指しましょう♪
まとめ
愛のモヤモヤ相談室 お便りコーナー 2023.11月
2023.11-1 〝舅の鼻ク○・耳あかに、毎回「あぁ…」こんな時の心の持ち方を教えてください。〟いつもルンルンを心にさんのモヤモヤ
(美輪さん回答:)握りこぶし・耳穴がホラ穴?大爆笑!美輪さん真顔で大ボケのリフレイン。自動掃除機&微笑みながらルンルンルンルンルン~♪
(感想)夜中に録画再生しながら、大爆笑。いすれにしても、BEがキーポイント❗ルンルンルンルンルン~♪
2023.11-2 〝職場の後輩づきあいが苦手。良い距離感でいられるには…? 〟れんげさんのお悩み
(美輪さん回答:)立場にこだわらず、原節子さんのようにどなたにも優しく上品で、常に微笑んで。そういうふうな人に自分がなれば、周りも扱いが違ってくる。
(感想)もしかしたら、小さい頃のなにかが反映されているのかも?れんげさん、共に原節子さんや美輪明宏さんを目指しましょう♪
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