愛のモヤモヤ相談室8月 前編 【被害妄想がやめられない!】ホワイトさん

NHKEテレ 「美輪明宏 愛のモヤモヤ相談室」は、人生経験豊かな美輪さんに様々なお悩みをぶつけ、そのモヤモヤを、スッキリと晴らすヒントをもらう番組です。2024年8月前半の相談者は、ホワイトさんです。

愛のモヤモヤ相談室8月 前編【被害妄想がやめられない!】ホワイトさん

ホワイトさん(40代・女性)は、転職を繰り返してきたといいます。今の仕事は、自分はできるだけいいものを作ろうと急な発注などに対しても必死にやっているのだそうです。でも職場の人々からは当たり前のように言われ、あんまり感謝されていないような、認められていないような感じがしてモヤモヤしています。



愛のモヤモヤ相談室8月 前編 感想

頑張って働いても、職場の人々からは当たり前のように言われ、あんまり感謝されていないと、不満を訴えたホワイトさん。

しかし!美輪さんは、とにかく大人の保育園じゃない、自分ばっかりというのは自意識過剰なんですよ、とバッサリ❗❗

美輪さん、急所を一撃ですね~💦 えーっ❗そうか!自分ばっかりって思っちゃうのは、自意識過剰なんですね~💦  自分の事ばっかり考えてるからなのか! ひぇ~、私もグサリと来ましたよ~💦

でも❗ もしもですよ❗❗💦もし、「よくやってくれたなぁ!この仕事は君がいなければとてもできなかったよ。助かった!これからも頼りにしてるよ。ありがとう!!」なーん言われちゃったら、私たち(ホワイトさん、ごめんね)かまってちゃんは、身を粉にして働いても、全然文句を言わずサラ~ッとやりきっちゃうんだけどなぁ~❗❗

しかし! 現実はキビシイのですね~💦

私、ホワイトさんが「いつも何やっても怒られるような気がして。」と言った時、なんか泣きそうになっちゃいましたよ。

誰かが怒っていると、なんか自分が悪かったのかなって感じてしまう感じ方ってありますよね。

私も、他人の不機嫌な態度が怖かった時期がありました。

私の亡霊の正体も、やっぱり母でしたよ。

ホワイトさんと違って、うちの母は怒鳴ってばかりということはなかったんですけど、精神的に不穏な人?というか、なんかモノゴトを常に悪い方へ悪い方へ考えちゃうタイプだったんです。

暗い顔をした母を不憫に感じて、幼い私がどんなだったかと言えば、なんとか母に喜んでもらおう!元気を出してもらおう!お母さんに幸せになってもらいたい!と、母の顔色ばかり気にしてご機嫌をとる子どもでした。

母の機嫌がいいと自分をよしと思え、機嫌が悪いと自分はダメだと思い込むような子どもでした。母の機嫌で私の存在価値が連動して上がったり下がったりすることが、おかしい、とは気づきませんでした。

高校を卒業して働きだした時も、職場の不機嫌な人は苦手でした。

私がハタチそこそこで結婚して家を出たのは、母から依存されているような感じが重くて、苦しくなっちゃったんじゃないかなーと思います。

どこの職場で働いても、不機嫌な人やマイナス思考の人、結局、母に似ているキャラの人が苦手だったんじゃないかと思います。

そんな私も母親になり、「そうか!母を幸せにするのは、母自身の役目なんだ!」「私じゃないんじゃん!!」と気づき、ようやく母を幸せにしなきゃ!という呪縛から解放されました。

その頃から、他人の不機嫌は他人自身のモノ。気にはなるけど、スルー!スルー!!気にしなくて大丈夫!! と思えるようになりました。

どの人も、自分の母親の不安定さや、不穏さ、不幸かげん?などで、大なり小なり自分の人生に影響をうけますよね。

今回8月放送回のエンディングでの、あすを生きるあなたへの美輪さんのメッセージは、〝自分を育てる親は自分 育てられる子もまた自分〟でした。

子ども時代に、もし自分が理想とする親に育てられていたとしたら、今自分はどんな大人になっていたのかなぁ?いうことを、ちゃんと自分の手で実現しなさいってことなんでしょうね。

ホワイトさんへ送られたエールは、〝自分の敵は自分 それを退治する強い味方も自分〟でした❗ これもなんて素敵なメッセージ❗❗ ほんとに心に沁みました❗❗ ✨✨



愛のモヤモヤ相談室8月 前編 内容

(ホワイトさん)はい。私は職場でのあの周りの人たちとの関わりについてモヤモヤしています。あの私はできるだけいいものを作ろう、あと納期に間に合わせるというつもりで、あのまあそういう気持ちで仕事をしていますが、あのなかなか突発的な依頼で「明日までにやって」という突発的な依頼があったり、なかなかその自分のペースでできないことが多くて、こちらが頑張ってあの、「いつまでにやればいいですか?」とかなかなかその指示も曖昧だったり、雑だったり丸投げだったりして、こちらがちょっと色々考えたりも、あの手を回していかないと進まないことが多くて、でこちらは結構必死になってやっているつもりなんですが、その職場の人たちから、あまりそのようなそれに対してあの…当たり前のように言われて、あんまりちょっと感謝されていないような、認められていないような気持ちに感じがしてしまって、それでモヤモヤしています。

~ 転職を繰り返してきた40代のホワイトさん。今の仕事について10年以上が経ちます。自分は気を使って仕事をこなしているのに、なかなか認めてもらえない職場にモヤモヤしています。~

(美輪さん)仕事っていうのはね、なぜ給料くれるんですか?とにかく大人の保育園じゃないんですからね、日本中…いゃ、世界中のね、仕事をしてる人たちは、みーんな同じ気持ちを持ってるんですよ。いやいやながらやってる人がほとんどなんですよね。そのために支払われるご苦労賃なんですよ。そういうふうに大きくね、グローバルに考えた方がいいですよ。

(ホワイトさん)確かにそれも確かにそうだとは思うんですけども、やはりどこかでそのなんで自分ばっかりとか、あの…。

(美輪さん)自分ばっかりというのは自意識過剰なんですよ。

(ホワイトさん)あぁ…はい。

(美輪さん)それは下手な表現の仕方だけど、〝世渡り上手〟かもしれませんよ。

(高瀬アナ)実は?

(美輪さん)実は。ことが面倒だから、ね、やりすごすためにあぁ、そうそうそう、はいはいはいはい。みんな私が悪いのよ。電信柱が高いのも、犬のオシッコが臭いのも、みんな私のせいなの。今まであなたはね、それ上手に世渡りしていらしたの。もし本当にダメだったら任されませんよ。日本中が世界中がね、その町中が、あなただけをいじめてるみたいにね、被害妄想はやめた方がいい。それはクセですよね?そういう被害妄想のクセ。

(ホワイトさん)その…友達にもそう「いちいちその考えすぎ」とか、「そんな考えたらなんかもう何ていうか、考えてたらキリがないよ」って。例えばできるだけ仕事に集中して、集中しようとしたりとか、あとはまぁどこか旅行に行ったり…して、あの一時的にちょっとスッキリしたと思ってもまた何かあると、また急にいじけたり、被害妄想になってしまって、もうなかなかやめられなくて…

(美輪さん)そのクセはね、小さい頃からですか?

(ホワイトさん)そうですね、はい。

(美輪さん)家庭環境ですか?

(ホワイトさん)・・・・・・。

(高瀬アナ)何か思い当たる…ことはありますか?

(美輪さん)全部バラバラにして、裸にしてね。原因を突き止めることですね。細かいことでも。幼稚園とか小学校とか、家庭の中とか…。

(ホワイトさん)なにかハッキリとした経験…具体的な経験というのは、ちょっとなかなか思い出せないですけど、まあ同じようなことをみんなしていても、何故か自分だけちょっと怒られたりすることが多かったかもしれないです。ちょっと辛く当たられたりとか…。まぁ家だと、母がずっといつもイライラして機嫌が悪くて怒っていて、ちょっと気に入らないことすをると、いつもガンガン怒鳴られていたり…して。なんかそれで…それがどうして被害妄想に繋がったかどうかわからないですけど、いつも何やっても怒られるような気がして。

(美輪さん)お父さんはどうでした?かまわない方?

(ホワイトさん)あんまりかまわない方でした。はい。

(美輪さん)ふれたくないのね?

(ホワイトさん)はい、あのそうやって、怒鳴ったりする母をたまにたしなめるんですけど、母が聞かないので、もうなんか諦めてるというか…。

(美輪さん)それですよ。原因はね、母親にあったんですね。で、いじけちゃったわけ。

(ホワイトさん)そうですね。なんか周りのお母さんたちが優しそうに見えて、いいなとか思ったり。

(美輪さん)羨ましかったでしょう。

(ホワイトさん)はい。

 

~ホワイトさんが、もの心ついた頃から精神的に不安定だった母は、怒鳴ってばかりでした。家庭の中には、ホワイトさんの安心できる居場所はありませんでした~

 

(美輪さん)その亡霊を追い払いましょうよ。なーんだ、それが原因で何もかもね、いじましくオドオドするようになったんだなって。また母親が怒鳴ってる、と。子どもだからわかんないでしょうけど、もうね、大人ですよ。自信を持って。

(ホワイトさん)変わりたいです。

(美輪さん)だから自分の敵が自分。それ、退治するの。強い味方も自分。わかります?

(ホワイトさん)…なんとなくわかっていた…被害妄想…のことも改めてちょっと、思い知って自分で思い知って、ちょっとやっぱりそれも苦しかったですけど。亡霊の正体も分かって、なんかそう簡単には、クセはやめられないもしれないですけど、自分の味方も自分とおっしゃったのは、そういうふうに考えたことがなかったので…。自分の…、自分の味方でいようと思いました。

(美輪さん)もう小さい頃のいじけた生活やいじけた考え方は、オドオドするのは、今日限りでお止めなさい。

(ホワイトさん)はい。

(美輪さん)大丈夫ね。

(ホワイトさん)はい。

(美輪さん)よし。

自分の敵は自分

それを退治する強い味方も自分

 

8月放送回は、オープニングも面白かったです!

(高瀬アナ)美輪さん、どうぞよろしくお願いします。

(美輪さん)いや。と言いたいとこですが、はい、かしこまりました。笑

(高瀬アナ)今日、またあのすごく夏らしくて本当に素敵なお衣裳ですね。

(美輪さん)そうですか。

(高瀬アナ)やっぱり暑い、暑いって言ってるよりも、その中でどう楽しむかっていうことが大事だなと思って

(美輪さん)日本人の感覚っていうのは世界の中でも、それは優れてますね。

(高瀬アナ)あー…、最近ではあの外国人観光客の皆さんが、結構浴衣を着て街を歩いてますよね。

(美輪さん)日本のね、ああいう文化がね、引っ張りだこになってて、とってもいいことですよね。

(高瀬アナ)あの、この相談室にも、いずれそうしたその、例えば外国人の人とかがね、こう来ることもあるかもしれませんので

(美輪さん)ですねぇ。でも外国だって日本だって所詮同じ人間ですからね。

(高瀬アナ)モヤモヤは万国共通でしょうかね。

(美輪さん)えぇもうもっとひどいでしょう。

(高瀬アナ)もっとひどいですか…。

(美輪さん)ボアボアぐらい。

(高瀬アナ)ボアボア…。ボアボア相談室。



まとめ

愛のモヤモヤ相談室8月 前編 【被害妄想がやめられない!】転職を繰り返してきたというホワイトさん(40代・女性)は、自分は気を使って仕事をこなしているのに、なかなか認めてもらえない職場にモヤモヤしている。

愛のモヤモヤ相談室8月 前編 感想   美輪さん、急所を一撃~💦自分ばっかりって思ってしまうのは、自意識過剰なんだ~💦

愛のモヤモヤ相談室8月 前編 内容



愛のモヤモヤ相談室8月 後編 【正しさを超えて〝愛〟に生きよ】

愛のモヤモヤ相談室 お便りコーナー 2024.08月

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