愛のモヤモヤ相談室11月の放送（2023年11月24日）前半の相談者はサボテンさんです。
男性も女性も恋愛対象のサボテンさん。気軽に自分の話をすることができない職場に、モヤモヤしている、といいます。
恋愛対象は異性、それが話の前提となっていることに違和感があるのだとか。
そんなサボテンさんへ、今回の美輪さんの回答は？
愛のモヤモヤ相談室 11月 前編 【恋愛対象、異性前提に違和感】サボテンさんのモヤモヤ
（サボテンさん）「私、あのぅ…恋愛対象が同性の方なんですけれども、…っと、まぁ異性も好きになったことがあってですね」
（美輪さん）「両方ですね。」
（サボテンさん）「そうですね。両方…」
（美輪さん）「同性愛じゃなくて両性愛ですね。」
（サボテンさん）「そうですね。」
（美輪さん）「欲張りですね。笑」
（サボテンさん）「笑笑、そうですね。」
サボテンさんの願いは、恋愛対象が異性ではない人もいる、という前提で話をしてほしい、ということ。自分自身、それはちょっとわがままではある、と思ってもいるそう。
男性も女性も恋愛対象のサボテンさん。
サボテンさんが、よく異性の友達と2人でお出かけをすると、それに対して職場の人たちは「好きなんじゃないの？」とか「付き合ってるんじゃないの？」と言ってくることが多いそうです。
そういった、恋愛対象を必ず異性にもっていかれるような前提に、違和感があるといいます。
それに対して、美輪さんはサボテンさんを受けいれながらも、現実はまだこの程度なのだと諭します。
（美輪さん）「余計なお世話ですよね。」
（サボテンさん）「そうですね。ただ あんまりこう…自分のこう…恋愛対象とかが、こう同性であるっていうふうに、言いふらす、じゃないですけど、こうオープンにするのもちょっとこう…戸惑いがあるというかですね、こう…。」
（美輪さん）「オープンにするにはまだそこまでステージ…世界がね、レベルが行ってませんからね。まだその程度なんですよ。」
（高瀬アナ）「やっぱりその職場の人たちの、男性は女性を、女性は男性を好きになるものだという…こう前提になってしまっていることに、とてもこう…なかなか話に加わりにくいなというか、馴染めないなっていうところですね。」
（サボテンさん）「はい。」
（美輪さん）「いやそういった時にはね、向こうは向こうで当たり前のことしているわけだから…。
ニコニコ笑ってね、それで参加して、あなた自身も男性に好意を持ったこともあるんだから、
だからなるほどなるほど、うんうん、なかなかいい男っていないわね（っていうようなことを）おっしゃっていればいいの。
…で、何？罪悪感みたいなのはお持ち？」
（サボテンさん）「そうですね、はい。ちょっと人と違うというか…、まぁこう…、」
ここで美輪さんの名言が飛び出します。
愛のモヤモヤ相談室 11月 前編 美輪さん、そこまで言う❗❓「（向こうは）あなた自身が趣味じゃなかった」
（美輪さん）「物を盗んだわけじゃないでしょ？」
（サボテンさん）「はい。」
（美輪さん）「人を殺したわけじゃないでしょ？」
（サボテンさん）「はい。」
（美輪さん）「人間が人間を愛しただけですよね？」
（サボテンさん）「・・・・。」
（美輪さん）「堂々としてればいいんですよ。」
おぉ～！！出ましたね！！美輪さんならではの名言！カッコイイ❗❗
（高瀬アナ）「ちなみに…、女性とは？お付き合いしたことは…？」
（サボテンさん）「えっとですね、こう…まぁ告白したことはあるんですけども、やっぱりちょっとその時に、あの…気持ち悪い、みたいなことを言われて…まあそこからちょっと …あの…言うことすらしなくなった…、うーん…」
ここで、美輪さんがバッサリと斬ります。
（美輪さん）「それは同性だからじゃなくて、あなた自身が趣味じゃなかったんですよね。向こうは。」
（サボテンさん）「笑笑、そういうことかもしれませんね。」
（美輪さん）「そういうことですよ。だから、女だからじゃなくてね。こだわり過ぎてるの。あなたが。
私が人を見た時に、容姿・容貌、年齢、性別、国籍、みんな吹き飛ばしちゃって、その人の心、内容だけ見るようにして。
男とか女とか分けてね、そういう目で見ないのよ。人間そのもの。人柄。
それだけ見てればよろしいんじゃないですか。間違いありませんよ。そうすると」
（サボテンさん）「はい。」
（美輪さん）「ね？じゃあどんな人を選びます？」
（サボテンさん）「私が…ですか？」
（美輪さん）「今の話を聞いて」
（サボテンさん）「そうですね。まぁ一緒にこう笑える…というか、まぁどういう…結構つらいこととか苦しいことも、まぁ…一緒に…乗り越えられるような人がいいなと、笑い飛ばしてくれるような人がいいかな、というふうには、そうですね…、はい。」
（美輪さん）「もっとね、平らに…。ずぅーっと、地球全体から宇宙全体を見るように、愛情というものを頭に入れて、ほんのちっちゃいところでこちょこちょやって、会社でこう言われた、ああ言われやしないか、そんなことじゃダァメ❗❗笑
で、どう楽しんでいくのか （本当に楽しいことを暗示するような微笑みを含んだ言い方で）楽しみですよ？笑」
（サボテンさん）「ふふふふ…そうですね。」
（美輪さん）「ね、これからやっぱり、いっぱいやることがありますよ。」
（サボテンさん）「…うーん…」
～しばし沈黙～
（美輪さん）「わかります？」
（サボテンさん）「はい、ふふふ…。」
（美輪さん）「（力を込めて）頑張って！」
（サボテンさん）「ありがとうございます。」
愛のモヤモヤ相談室 11月 前編 【恋愛対象、異性前提に違和感】感想
うーん…、恋愛対象が女性、という女性・サボテンさんのお話…、ちょっと50代の私には、受けいれがたいですねぇ。
なんでなんでしょう？？男性が男性を好きになるのは、別に許容できるのに、女性が女性を…っていうのは、生理的にダメですね。私…。
頭が固いんでしょうか💧うーん、たぶん〝男性が男性を〟なら、人ごとのように思えるんですけど、女性が女性をというと、自分が当事者になる可能性も出てくるから、イヤそれはナイナイ、と思ってしまうのかも…？？
芸能人でも、男性の同性愛を公表する人はいても、女性の同性愛を公表する人って、なんかパッと頭に浮かんできませんよね。
自分の身近でも全然いないし…。肌感覚で、女性の同性愛が理解できません…、私💧
職場でもし、サボテンさんのような人がいて、カミングアウトされたら…、うーん…うーん…、……、許容できる自信ないですね。
ドン引きして、顔に出ちゃうかもです。（サボテンさん、ごめんなさい(m_m)
なんだろう…？美輪さんが「人間が人間を愛しただけですよね？」と言うのには、カッコイイ！とすんなり同意できるのに、
サボテンさんが、告白したら、気持ち悪いみたいなことを言われて…、と言うのには、「そりゃ、そうでしょう。それ普通よ。」と咎めるような気持ちになってしまう…。
なんだろう？これじゃ、人をみて態度を変えてるってことですよねぇ？？💧
矛盾だぁ～～～💦
他者を認めているか、認めていないかで、判断基準を変えている？？え！？ダブルスタンダードっていうこと？？
うそーー💦えーっ、待って待って…
美輪さんは、私が認めている人だから理解できる、でも、サボテンさんは、私が認めていない人だから、理解できない。
って、いうことでしょうか？？
ん～～？？？？？ でも、それじゃあ、女性の同性愛、是か否かって議論、できてなくないですかー？？？
なんか、なに言ってるのかわからなくなってきた…。
うーん…うーん…、たぶん…ですけど…、
サボテンさんの、やましさ、自信のなさが私を不安にさせるんじゃないでしょうか…？
そこまで言うと、ちょっと、サボテンさんのせいにし過ぎでしょうか💦
もし女性への同性愛を、サボテンさんがカミングアウトして、それをこちらがそのまま受け止めて、気軽に話をさせてほしい、というのなら、
もっと、女性への愛を持っている自分に、誇りをもっていてほしい、誇りをもって、自信をもって、私は女性が好きなんだ！と言い切ってほしい。
なんか、悪いことしてるような、へりくだり感、やましさ漂う感じがイヤです！！
好きなら好きで、もっと堂々としていてほしい。（あぁ、だから美輪さんが、「堂々としてればいいんですよ。」と、言っていたのか！）
さすが❗❗美輪さん❗❗やはり全てお見通しだったのですね❗❗✨✨
わかった！なぜ、私がモヤモヤしたのか…。
〝好きなら好きで、もっと堂々としていてほしい。〟そうですよ❗サボテンさん❗❗相手の女性を本当に好きで愛しているのなら、
人目なんか、気にならないはずじゃないですか❗❗相手を守りたい！！という気持ちが、自然に湧いてくるのが、愛ですよ❗❗
本当にそう感じるなら、全然恥じる必要なんかないじゃないですか❗❗
サボテンさん、言ってることと、やってることが違うのよ！！
あぁ、なんか私、だんだん腹が立ってきた！！💧
そう、私、私は他者を信頼したい。人を信頼したいの。だから、言行一致の人は、許容できるけど、言行不一致の人は許容できない。
だから、美輪さんは許容できるし信頼もできるけど、サボテンさんのことは、許容できないし信頼もできない。あぁ、サボテンさん！！言い過ぎてごめんなさいー！！
でも、モヤモヤ、スッキリした～～❗❗✨✨
まとめ
愛のモヤモヤ相談室 11月 前編【恋愛対象、異性前提に違和感】サボテンさんのモヤモヤ 気軽に自分の話がしたい。恋愛対象を必ず異性にもっていかれるような前提に違和感があるサボテンさん。
愛のモヤモヤ相談室 11月 前編 美輪さん、そこまで言う❗❓「（向こうは）あなた自身が趣味じゃなかった」 堂々としていればいい。頑張って！
愛のモヤモヤ相談室 11月 前編【恋愛対象、異性前提に違和感】感想 悪いことしてるような、へりくだり感、やましさ漂う感じがイヤ。好きなら好きで、もっと堂々としていてほしい。さすが！美輪さんは全てお見通しだった。
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