愛のモヤモヤ相談室5月 後編 高学歴 父 家庭内孤立はつらいよ

NHKEテレ 「美輪明宏 愛のモヤモヤ相談室」は、人生経験豊かな美輪さんに、様々なお悩みをぶつけ、そのモヤモヤをスッキリとは晴らすヒントをもらう番組です。2024年5月後半の相談者はスイーツさん(50代男性)です。



愛のモヤモヤ相談室5月 後編 高学歴 父 家庭内孤立はつらいよ

スイーツさんは東大卒、大手金融機関へお勤めで、大学生の息子さんと高校生の娘さんのお父さんです。

しつけは厳しくすべきと思って子育てしてきたそうですが、叱ると子供は口をきかなくなってしまうし、妻と子どもたちは結託して、自分だけが疎外されているように感じ、納得がいかないといいます。

かつて職場でのストレスを家族にぶつけていたこともあり、どうしたら家族との関係を取り戻せるか?というのが、今回の相談です。



愛のモヤモヤ相談室5月 後編 高学歴 父 家庭内孤立はつらいよ・感想

良かれと思って、自分は娘や息子に嫌われても、厳しくしつけをするという損な役回りをしてきたのに、家族に疎外されてしまっては、なんだかやりきれませんね。

職場の上司とのやり取りで、スイーツさんが自分の事を「考え方がおかしいと言われている自分の考え方で、いくら考えてもおかしいに決まってるじゃないか、みたいな感じになって…」と言われたところ、

確かに!そこはちゃんとわかるように説明してくれよ~、という感じですね💦

美輪さんの、「とにかくね、一番家庭の中でね、子供たちもみんな必要としているのは何だと思いますか?」の質問、私は、愛かなー?笑顔かな??と思いましたが、

答えは、〝微笑み〟でしたね! 惜しかった~!💦

確かに、いっつも笑顔って、それはそれで疲れるかもしれませんもんね💧 微笑み✨✨ 素敵ですね~!なんか自然体で、優しくて、癒やされます💗

美輪さん、ほんといつもピタッとした言葉をサラリとおっしゃいますよね!

微笑みは、〝技術〟❗❗ またまた名言ですね~❗✨✨

人との付き合い方、人の動かし方、そういうもののトップにくるのが微笑み❗なのですね!!

言われてみれば…、しかめっ面の人に、この人に話してみよう!とか、この人についていきたい!!なんて思わないですもんね~💦

微笑み❗ 技術✨❗ 身につけた~い❗❗✨✨

 

「ちょっとトゥーマッチよ。」 も面白かったですね!笑ってしまいました💦

 

父親として(権威を振りかざして)叱ることは、正しいことだと信じて疑わなかったスイーツさんに対して、美輪さんからのアドバイスは…、

なんと〝変顔〟でした❗❗  美輪さーん❗❗  斬新すぎです💦

確かに「どうしちゃったの😨お父さん…💧」と、困惑されちゃうとスイーツさん、ヘコんじゃうかもしれませんけども…。

理詰めのお父さんではなく、なんか気持ちで接しようとしているのかなー💧というのは、きっと伝わるかもしれませんね❓❓💦

1~2回の変顔じゃなくて…、家族に「お父さん」と呼ばれる度に、かならず変顔してくれたら、

いつか必ずだれかが変顔で返してくれるような気がします❗💦💦

スイーツさん❗❗ ファイト~❗❗



愛のモヤモヤ相談室5月 後編 高学歴 父 家庭内孤立はつらいよ・内容

(高瀬アナ)それでは、続いてのモヤモヤに参ります。スイーツさんです。

よろしくお願いします。

(スイーツさん)あの私には大学生の息子と高校生の娘がおります。私のまあ、子育ての考え方として、やはりあの子どもが社会に出たときに、ええ、しっかりとこう立派な社会人として生きていけるようにですね。まあ、甘やかさずにですね。あの、時には厳しく育てていこうという形で、ええ、自分としてはそういう考えを持っております。ただ残念ながら、妻はそういった考えをちょっと持ってなくて、であの場合によっては、その私と子供との間を取り持つと言うようなこともちょっとしてくれないと。例えば、私があの子供の頃だと、まあ、日常こう。母親からですね。結構、小言を言われたり説教されたりすると、父親はまあ優しくこう遊んでくれたりする。でもあの、時には、その雷が父親から落ちてくるというところで、この日常と、その…時にはっていうところのバランスを、こう自分でも感じながら、育ってきたんですけれども。もう今、自分にこう照らし合わせて考えるとですね、日常の小言も私が言う、雷も私が落とすみたいな感じで、もうすべて私がこう怒っていくっていう感じで。まあ、そこになんか腑に落ちないというか、ちょっと納得いかないような感情がございます。その辺りの子育てについて、ちょっとモヤモヤしているというところでございます。

(美輪さん)子育てというよりは、伺っているとね、軍国時代のね、教育のね、男はね、ヘラヘラいつでも笑ってるもんじゃないと、ニコリ笑うのはね、兵隊に行ってね、死ぬ時ぐらいなもんだって。それの名残がね、どっかずっーと尾を引いてるんじゃないかと思うんですけど。

(スイーツさん)あのまあ、確かにあの小さい頃からですね。例えば算数問題集があると結構幼稚園の頃から父親がこう、ま、スパルタではないんですけど、そういった感じで育ててきたりだとか、常にこう…先、人の先を行け、先を行けっていうような感じでですね。まあ少しまあ自分としては今それが自分を形成してるので、非常に有り難かったなと思うんですけれども、事実としてはそういったところもあったかもしれません。

(美輪さん)時代が違うんですよ。

(スイーツさん)なるほどですね。

(美輪さん)気軽に話をしたりね、笑い話をしたりとか、漫才の話したりとか。そういったことやなにかありませんでしょ?楽しくもなぁんともないうちでしょ?

(スイーツさん)自分としては、ただまあ、そのそういった躾だとかって言う、最低限のところをベースにやって、からそのアメがあるというか、アメとムチでいけばあるのかなと思って、自分として頑張った時には、そういうご褒美みたいなところはやってるつもりなんですけれども。

(美輪さん)それあなたのお父様の影響?

(スイーツさん)かもしれないです、はい。

(高瀬アナ)でもご自身はその厳しさのあるその愛情の中で育てられて、もしその東京大学を卒業されて、大手の金融機関にお勤めということですので、あのご自身のその意味での成功体験というんですか?そういったものが、やっぱり自分の中にはしっかりと土台といいますか、自信としてあるということですか?

(スイーツさん)そうですね。そうそういう風に育てられたので、それ、そういうふうなことを子供にもこう体験させると、最低限のことは出来るかなと思って育ててきたんですけれども。

 

~自分が親から受けた厳しい教育を信じて、子育てに向き合ってきたスイーツさん。しかし、妻や子供はついてきてくれず、家庭の中での孤立は深まるばかりです。~

 

(美輪さん)娘さんとお母さんとの間は?

(スイーツさん)はい、非常に仲がいいです。

(美輪さん)でしょうね。

(スイーツさん)まあ、私がこう娘を叱ったりとかするとですね。まあ、あの妻も一緒になって私を避けるようになって、あのこの間、ひどい時には二ヶ月ぐらい話しないとかですね。家で一緒に暮らしながらも、そういった時間があったりとかしました。

(美輪さん)おつらかったでしょ?

(スイーツさん)そうですね、はい。あの…そうですね。娘は逆に最初から距離を置くというか、いうところもあって、私がその子育てに対して、娘との距離感をどいうふうにとっていったらいいか?ある意味、息子はもう近付きすぎてぶっ壊れて、再構築するっていうような形だったと思うんですけど、そういった私とその息子とのやり取りを見てるもんですから、娘の方はどちらかというと最初からもう距離を取っていて、まあなので、うまくこう接する事が出来ないというようなところがあります。

~息子が中学生だったとき、厳しい教育はエスカレートし、手が出ることもありました。そのことが原因で息子は一時期不登校になってしまいました。~

(スイーツさん)に加えて、実は自分もその息子にその手を上げたときに、会社がうまくいかなくなって、会社の中での自分のその姿勢といいますか、部下への接し方みたいなもの、もうわからなくなってしまって。なんか今まではこう、こうやればいいんだっていう、自分のそのまあ思い込みかもしれませんけど、そういうのがあって、それに従って生きてきたんですけれども、上司から「考え方がおかしい」とかっていうような感じで、私もその考え方がおかしいって言われたんで、どういう考え方でやると仕事っていいんでしょうかっていうふうに、聞いていくと、それは自分で考えろっていうふうな形になって、私としてはあの考え方がおかしいと言われている自分の考え方で、いくら考えてもおかしい決まってるじゃないか、みたいな感じになって、なんかもう真面目に考えすぎて、今度は自分がこう育ってきた、何十年間も全部、崩されたような感じに感覚になって、価値観が崩壊したような。

(高瀬アナ)でもあの、ある時にはもうあの別の女性に逃げたこともあったと聞いていますけれども

(スイーツさん)はい。今考えると安易だったかもしれませんけれども、まああの昔の知り合いというか、本当にその知り合いにはその家庭内の問題だとか、その子どもの教育の問題を聞いてもらおうと思って、えー、連絡をとったんですけれども、まあ知らず知らずのうちにですね。少しそういった道に走ってしまった時期もありました。

(美輪さん)それは一時非難だけですね?それは。

(スイーツさん)はい。あのもう今は、やめて その関係は断っております。

(美輪さん)結構ですね。

(スイーツさん)はい。

(美輪さん)とにかくね、一番家庭の中でね、子供たちもみんな必要としているのは何だと思いますか?

(スイーツさん)愛情とか?

(美輪さん)何でしょう?

(高瀬アナ)感謝かなと思いました。

(美輪さん)もありますね。今二つ出ましたね。(沈黙…)〝微笑み〟。

(スイーツさん)あー…

(美輪さん)これはね、やっぱり技術っていうか、人との付き合いとか動かし方とかね、そういったものの一番トップにその微笑みがくるんですよ。何か話しかけると怖い顔してね、「なんだ?」っていうよりも「なに?」って言ったほうがね、自然で話しやすいし、いっぺんで尊敬されちゃうんですよ。

(スイーツさん)なるほどですね…。

(美輪さん)もっといいのはね、首を傾げることね。「なに?」

(スイーツさん)こうですか?笑

(美輪さん)ちょっとオーバーにしないでね。

(スイーツさん)はい。

(美輪さん)やってみて。

(高瀬アナ)「なぁに?」こんな感じですか?

(美輪さん)ちょっとトゥーマッチよ。

(高瀬アナ)トゥーマッチ…笑。さりげなさが必要なんですね。

(スイーツさん)さりげなく…

(美輪さん)もっとそこまでいかないで「なに?」

(スイーツさん)あー…

(高瀬アナ)優しい…自然。

(スイーツさん・高瀬アナ)はぁ~…(感嘆…)

(美輪さん)怖いでしょう?微笑みっていうのは

(スイーツさん)やあ、すごいですね。私はもう常に、相手の反応に対して…

(美輪さん)威嚇するっていう感じね?

(スイーツさん)はい。

(美輪さん)これ、家庭の問題でも、仕事の問題でも、他人との問題でもなんでも通用しますよ。で、家庭の中ではね、無礼講でしょ?変顔ってあるでしょ?見たことあります?変顔。

(スイーツさん)はい。

(美輪さん)やってみてください。

(高瀬アナ)美輪さんの前で変顔お願いいたします。3・2・1、どうぞ。

(美輪さん)ハハハハ…!できるじゃありませんか。かわいい。それをおうちでなさればいいわ。娘さんに一番モテますよ。うちのパパはどうしちゃったんだろう?(って)

(スイーツさん)逆に無視されるようなこと…大丈夫ですかね?

(高瀬アナ)お父さんの変顔で、そういう発想ありました?

(スイーツさん)いやなかったです。ただ、あの本当に、そういった微笑みだとか、そういったことで、人との関係っていうのはこんなに改善できるのか、もしくはもっというと、自分のその気持ちがどんどん楽になっていくのは感じました。はい。

(美輪さん)体に体中にグーって力入れてね。生きていくってのも疲れちゃうし、ロクなことないのよ。

(スイーツさん)今思い返してみると、まあ、自分としてはこう親に育てられて、勉強とかも必死でやってきたんですけど、何かこう、結果を出さなきゃいけないプレッシャーの中で、こう過ごして…いつも過ごしていたと思いました。

(美輪さん)正解ですね。微笑み、ユーモア。そういうものをね、生活の中に取り入れるっていうことね。それが生活の仕方の上手な人なんですよ。

(スイーツさん)はい、ありがとうございます。

(美輪さん)どういたしまして。お役に立ったようで。じゃあもう一度アンコールでどうぞ。

(高瀬アナ)本日最高の変顔をお願いいたします。3・2・1!

(美輪さん)ははぁっはぁっ。ありがとうございます。

(スイーツさん)ありがとうございました。

(高瀬アナ)ありがとうございました。

 

~ あすを生きるあなたへ ~

親といっても、凡夫のひとり。 親と子は、人生修行の先輩後輩です。



まとめ

愛のモヤモヤ相談室5月 後編【高学歴 父 家庭内孤立はつらいよ】
50代のスイーツさんは東大卒、大手金融機関へお勤めで、大学生の息子さんと高校生の娘さんのお父さん。良かれと思って厳しく躾をしてきたが、妻と子どもたちは結託して、自分だけが疎外されているように感じ納得がいかない。美輪さんがかけた言葉とは?

愛のモヤモヤ相談室5月 後編 感想 微笑みは〝技術〟❗❗ またまた美輪さんの名言が出ました❗❗✨✨ そして、理詰めのお父さんがチャレンジすべきは、〝変顔〟でした❗❗ 美輪さん、斬新過ぎ~💦

愛のモヤモヤ相談室5月 後編 内容



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