愛のモヤモヤ相談室2月 後編【真にひとりの女性から愛されたい】サバさん

NHKEテレ 「美輪明宏 愛のモヤモヤ相談室」は、人生経験豊かな美輪さんに、様々なお悩みをぶつけ、そのモヤモヤをスッキリと晴らすヒントをもらう番組です。2024年2月後半の相談者はサバさんです。



愛のモヤモヤ相談室2月 後編【真にひとりの女性から愛されたい】サバさん

~サバさん(45歳・男性)は、子供の頃からいじめを受けることが多く、今まで一度も女性と付き合ったことはないのだそうです。

今、通っている病院の看護師さんに思いを寄せていて、告白すべきかどうか迷っている、というのが今回の相談です。~



愛のモヤモヤ相談室2月 後編 感想

う…、うーーーん、サバさん、真っすぐな方だなぁ。45歳まで女性とお付き合いされたことがなかったのですか…。

学生時代は激しいいじめにあい、持病で長期間入院されていたというサバさん。それでも両親は寄り添ってくれず一人で苦しみを抱え込んだままだったといいます。

怖い思いをしても守ってもらえず、不安な時も独りぼっちだったのでしょうね。寂しさを癒やされなかったサバさんの苦しみが伝わって来ます。

サバさんは、真にひとりの女性から愛されたいのですね。

サバさんの、かけがえのない大切な思いですね。

今、想いを寄せている看護師さんに、まっすぐ伝わるといいですね。

美輪さんが、具体的なアドバイスをしていましたよ。

「結婚してるのか。恋人がいるのか。お友達はどういう風なのか。で、趣味はね、どういう趣味だったのか。どうしてその看護師の仕事を選んだのか。

それを遠回しに遠回しにね、いきなりグサッと行くんじゃなくて、遠回しに徐々に攻めていったらどうです。」と、提案されていました。

サバさんは、今まで女性とお付き合いしたことがないので、まず何から始めたらよいのかわからなかったのですね。

美輪さんからのアドバイスを受けて、

サバさんは「今日はとても、長年悩んでたことの答えが、ハッキリと見えたように思います。」と答えていました。

これから始まるサバさんの、〝真に一人の女性から愛されるストーリー〟道は険しそうですが、やってみたい!というサバさんの意欲がヒシヒシと伝わってきました。

ファイトっ❗❗ サバさん❗❗



愛のモヤモヤ相談室2月 後編 内容

(サバさん)「今日は美輪さんにこういう機会をいただいて、お話を相談する機会をいただいてありがとうございます。自分は今年で45歳になりました。今まで女性と付き合った経験がなくて、女性に何か言うと、粗大ごみとか、死ねとかいうふうなことを言われて」

(美輪さん)「どういう人がそんな汚い言葉を使うんです?」

(サバさん)「自分の同級生とか、そういう学校で知り合った女性とかに、まぁ今でも時々そういうことがございます。」

(美輪さん)「それまともな人間じゃないですね。そういうことを思ったり言ったりするってことは、女としても最低下劣な女ですね。」

(サバさん)「ありがとうございます。(泣く)」

(美輪さん)「それで?」

(サバさん)「今45(歳)…、昨年の秋から透析をするようになりました。今まで女性に何か伝えて付き合ったことが全然ない中で、真に一人の女性に愛されるにはどうしたらいいかなと思って、はい。」

(美輪さん)「どういう女性ですか?」

(サバさん)「今、思いを寄せてるのは、自分の通う病院の看護師さんです。」

~サバさんの悩みは、女性とお付き合いをしたことがないこと。去年から人工透析を受けているサバさん。担当の看護師さんにアプローチするべきかどうか、モヤモヤしています~

(サバさん)「透析って、受けて長く生きられるかどうかちょっと自分もよくわかりませんけど、一日でも彼女のために生きていたいなと思うようになりました。」

(美輪さん)「結構ですね。その方にどういうふうにね、自分のことを思ってるか聞いてみたいんですか。」

(サバさん)「そこのところが自分も迷ってます。言ったとして、病院内のことなんで、色々あるんじゃないかなって。彼女はとても素敵な方なんで」

(美輪さん)「どういうところが素敵なの。」

(サバさん)「彼女は自分に励ましの言葉だけじゃなくて、自分のやってることにとても興味を持って、いろんな意味で献身的に尽くしてくれます。」

(美輪さん)「やってることってどんなことをやってるんですか。」

(サバさん)「料理であるとか、あと地域で消防団活動に参加してます。昨年から。」

(美輪さん)「結構ですね。人助けですもの。」

(サバさん)「はい。消防団のみんなは温かく自分を迎えてくれて。命を救うとか人を助けるとか、そういう思いをとても買ってくださいます。だから彼女にも、いざ火事に巻き込まれた時は、一番に君のことを救うからねっていうふうに伝えました。」

(美輪さん)「結構ですね。」

(サバさん)「自分でも驚きました。ひどいこと言われるんじゃないかなと思ったけども、もうこの人じゃないといけないなと思って。自分からその…好きだとかそういう風なことは絶対言わないんですけども」

(美輪さん)「でも思い込んじゃったわけね。」

(サバさん)「はい。」

(高瀬アナ)「あのー、女性から愛されてみたいという今回あのご相談ですけれども…」

(サバさん)「はい。」

(高瀬アナ)「どうでしょうご自身ではどうしてそのこれまでうまくいかなかったのかなというふうに思ってらっしゃいます?」

(サバさん)「多分、自分のこういったイカつい体格のせいだと思って」

(美輪さん)「じゃあ、スポーツマンの人たち、ラグビー選手なんかそういう人ばかりですよ。」

(サバさん)「ただちょっともうこう女性がこう集団でいたりすると、何言われてるのかなってこう結構こうそれをこう女性がこう若い女性とか集まってこう笑い声とかしてると、自分のことなんじゃないかなって…」

(美輪さん)「自意識過剰ですよ」

(高瀬アナ)「最初にあのご相談の内容を聞かせてくださった時に、過去にかなりその厳しいその言葉をね、かけられたことがあるということですけれども、その女性不信といいますかその引きずっているようなことっていうのがあるんですか。」

(サバさん)「えっとーもうその親を含めて、周りが全部信じられなくなった時期っていうのが若いときありました。その時にその周りの人が全部信じられない、ならもう、そうやって聖書を読んでる人たちなら、聖なるものとして、まともな話をする人たちだろうと思って…」

~20代の頃、サバさんは教会に通い始めました。学生時代に受けた激しいいじめと持病のため、長期間入院したこともあり、高校を卒業したのは24歳。両親にさえ寄り添ってもらえず、一人で苦しみを抱え込んだまま、教会に救いを求めましたが~

(サバさん)「でも、その世界というのは、あまりにも残酷極まりないところだな、やっぱりそういう自分が、もう大学も高校もそんなにたいしたところじゃないけど、いつもそういうふうにあの子はこの学校しか出てないから、ってずーっと言われて、

好きな女の人がいても、献金の額が少ないから無理、とてもこの場で言うべきことなのかどうかわかりませんけど、

ある方は、芸術家の先生から、土地を…家の土地を借りることがありました。口約束で。その土地は、その芸術家の先生が夫婦になられて初めて家庭を営む大切な土地でした。でも借りた方はその土地を荒らしてしまいました。」

(美輪さん)「悪い奴だったのね。」

(サバさん)「とてもとても。(泣く)」

(美輪さん)「お泣きになることありませんよ。」

(サバさん)「(泣く)芸術家の先生がかわいそうです。ご夫婦の愛をすごく冒涜してるなと私は思います。」

(美輪さん)「でもあなたはそれ見破ってんだから、救われたじゃありませんか。だからね、そういうものに振り回されちゃいけませんよ。もっと理性の目でね、冷ややかに。そういう問題は、理性的に考えないとダメですね。」

(サバさん)「はい。」

(美輪さん)「とにかくあまりね、想像して、想像のバケモノをね、育てないことですね。もっとリアルに、冷静に見た方がいいですよ。」

(サバさん)「はい。」

(美輪さん)「それで、聞いたことがありますか。彼女(看護師)のことを。例えば結婚してるのか。」

(サバさん)「いや、そういうことはまだ聞いたことありません。」

(美輪さん)「だからね、まず相手の事ですよ。自分のことは自分が知ってるでしょ。結婚してるのか。恋人がいるのか。お友達はどういう風なのか。で、趣味はね、どういう趣味だったのか。どうしてその看護師の仕事を選んだのか。

それを遠回しに遠回しにね、いきなりグサッと行くんじゃなくて、遠回しに徐々に攻めていったらどうです。

とにかく人の為に色々やってきたこととか、お料理の話だとか、自分のいろんないい—-、ほかの男の人が出来ないことをね、全部あなたやってらっしゃるんだから、それを自信を持ってね、そこから始まると思いますよ。」

(サバさん)「はい。」

(美輪さん)「どうでしょう。」

(サバさん)「ありがとうございます。今住んでる場所は、昔の建物も多くて、高齢者も多いところなので、小さなその神社があるんですけど、日々彼女と結ばれますようにって神様にはお願いしないんです。

彼女が今日一日の仕事を無事に終わることができるように、あと、この街の災いをなくすための知恵を、私に教えてください、と神様にお願いしています。」

(美輪さん)「結構ね。(高瀬アナを見て)何?」

(高瀬アナ)「すみません、あのー、余計な提案かもしれませんが、仮に全くあの~脈がないな、あるいはもうね、結婚されているとかっていうようなことだった場合に、もうスッパリ次に行くっていうそのなんて言うんですかね。予備と言いますか…なんていいますか…まぁね今本当に自由な立場ですからね、これは…、このまま突っ込んで行っても難しいぞと思ったら、もうすぐ引き返してまた次!っていうふうにこう…することも…」

(サバさん)「そ…れは、なかなか難しいんじゃないかな…その…とてもその、相手に失礼だな…と。」

(高瀬アナ)「なるほど。一途な…。なるほど。」

 

(サバさん)「今日はとても、長年悩んでたことの答えが、ハッキリと見えたように思います。

(美輪さん)「良かったですね。生き甲斐ができて。」

(サバさん)「はい。」

(高瀬アナ)「あの、世の中には本当にいろんな人がいて、その人たちとどう付き合っていくかというテーマだったような気もいたします。どうもありがとうございました。」

(サバさん)「ありがとうございます。」

(美輪さん)「ごめんください。お元気でね。ごきげんよう。」

あしたを生きるあなたへ

人間関係は 腹六分で 美輪明宏



まとめ

愛のモヤモヤ相談室2月 後編 【真にひとりの女性から愛されたい】サバさん

愛のモヤモヤ相談室2月 後編 感想 これから始まるサバさんの、〝真に一人の女性から愛されるストーリー〟道は険しそうだけど、やってみたい!というサバさんの意欲がヒシヒシと伝わってきた。

愛のモヤモヤ相談室2月 後編 内容 サバさんは、45歳の現在まで女性と付き合ったことがない。今、通っている病院の看護師に思いを寄せ、告白すべきかどうか迷っている。サバさんは、美輪さんのアドバイスで、長年悩んでたことの答えがハッキリと見えた。

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