愛のモヤモヤ相談室4月(2023年4月28日放送)前半の相談者は、チグサさんです。
いつかは結婚して、幸せな家庭を築きたいと思っているチグサさん。
素敵なお相手と巡り会うため、マッチングアプリや婚活パーティーなど、この半年間で何十人という方に会ってきたんだそうです。
そんなハードな出会いをくり返してきたチグサさん。最近は、夜に一人で「自分は一体何をしているんだろう」と、ドッと疲れが押し寄せてきてしまうのだとか。
チグサさんが、美輪さんへ相談したいことは「本当に素敵な方と出会うためにはどうしたら良いのでしょうか。」ということです。
愛のモヤモヤ相談室4月 前編 出会いは〝狩り〟!?
~チグサさんの相談内容~
「本当に素敵な方と出会うためには、どうしたら良いのでしょうか。」
・男性との出会いを繰り返すことに疲れてしまった。
・マッチングアプリ、婚活パーティーなどで出会いを繰り返してきた。
・自分が何をしてるのかわからない
チグサさんは、マッチングアプリや婚活パーティーで、土・日は1日1回(多いときは昼・夜、1日2回)、平日は仕事終わりに男性と会い、とにかく〝狩り〟(のように出会い)を繰り返す日々だったといいます。
そんなチグサさんは、自分が何をしているのかわからなくなり、モヤモヤしています。
チグサさんが、魅力を感じる男性は、主導権を握ってくれる人なのだそうです。
愛のモヤモヤ相談室4月 前編 相談者チグサさんの課題
美輪さんに、「そもそも男の人は狩猟族。それをあなたはご自分でやってらっしゃるのね。」と指摘されたチグサさん。
続けて美輪さんが、「可愛い女ってご存知?」と尋ねます。
男の人にとって、可愛い女とは、どこか手を差し伸べたくなるような人なんだそう。
「私は、相当強い方だというふうにお見受けしましたけれども。」と、美輪さん。
チグサさんは、「そうですね…。強いのかもしれない…、強いと思います。」と言い切ります。
そしてまた美輪さんが尋ねます。「あなたの方から、愛情を感じて恋してダメになった人はいます?」
チグサさんは、男性との出会いを繰り返すようになる前、職場で出会った恋人がいたのだそうです。
その人を喜ばせようと、必死に世話を焼いたけれども振られてしまったのだとか。チグサさんがフラれてしまったのは、この一人だけだそうです。
強すぎるチグサさんが、どこか手を差し伸べたくなるような、可愛い女になるには?必要なのは、可憐さ??
ここでチグサさん、美輪さんに「可憐な女になる秘訣は何ですか?」と、ド直球な、失礼な質問をしてしまいます。
これには、相方の高瀬アナも「今の質問の時点で、あまり可憐ではないですね。」と、苦言を呈しました。
愛のモヤモヤ相談室4月 前編 解決のキーワードは〝マイナス〟?
さて、いよいよ相談もクライマックスです。
今回の相談、解決のキーワードは、〝マイナス(の面、感情)〟でした。
〝マイナス〟を、キーワードに美輪さん、高瀬アナが、チグサさんにパスをつなげます。
《美輪さん》(男性が魅力を感じる女性とは)「男性がつい手を差し伸べたくなるような可憐さを持った女性」(ちょっとうつむき加減で首をかしげて手を口元に当てる仕草をしてみせる)
それをマネしたチグサさん、思わず吹き出してしまいます。
《美輪さん》「笑っちゃっちゃダメね。」「可憐な女性になるために演じるんじゃなくて、やっぱり思いがね、外へ出るっていう自然な感じの方がいいですね。」
「千草さんが持ってらっしゃるものをね、やっぱり、少し考え直した方がいいわね。」
「マイナスの面もね、ちゃんとしっかり受け止めて。憂いがありそうにしていると、引っかかってきますよ。」
ここで高瀬アナが、アシストします。
《高瀬アナ》「疲れた顔とか、寂しい顔とか、そういうの、人に見せない…?」
チグサさんはこの質問に反応し、深い部分が表現されます。
《チグサさん》「見せないですね。こう…、自分がマイナスな感情で人をコントロール…、人を支配してしまうのはいけないことなんだなっていうふうに思って…。
どのマッチングアプリや街コンもそうなんですけれども、やはり初めて会う方ですので…。
相手にとって失礼のないように、粗相のないように、あの…接しなきゃいけないなっていうふうに思って…。
なるべく言葉で、言葉を大切に、伝えるようにして…います。」
これを美輪さんがバッサリと斬ります。
《美輪さん》「逆効果ね。」(3人爆笑)
《美輪さん》「そういうの、おやめになったらどうです?」
《チグサさん》「なるほど…。」
《高瀬アナ》「夜、ドッと疲れが押し寄せた時の表情が、もしかしたら一番、その…、〝可憐なチグサさん〟かも、しれませんね。自分自身の、こう…、素の表情や感情は、言葉をたくさん重ねることで、こう…、見えなくしているっていうこと…なんだなぁということを思いました。」
《チグサさん》「うーん…、なるほど…。うん…。
感情を…、出していこうかなと思います。」
《美輪さん》「よけいなことを言って申し訳ありません。」
《チグサさん》「いえいえいぇ!とんでもない!ほんとうに、ありがとうございました。(深くお辞儀)」
《高瀬アナ》「新たな自分を見つけてください。」
《チグサさん》「はい、ありがとうございます。」
愛のモヤモヤ相談室4月 前編 感想
チグサさんが、夜、一人になると疲れ切っていた理由は、
初めて会う人に、失礼のないように、粗相のないように〝よい面だけを言葉で〟伝えようとしていたからなんですね。それでは、疲れてしまうのも無理ないですよね。
チグサさんは、「いつかは結婚して、幸せな家庭を築きたい。」と、生涯の伴侶を探しているのですから、自分のよい面もわるい面も、言葉と態度で、ありのまま伝えていくのがいいですよね。
チグサさんは。どうして素敵な男性を射止めるためには、マイナス感情は見せてはいけない、と思い込んでいたのでしょうか。
過去、(チグサさんが唯一フラれた)男性と別れたときに思い込んでしまったのでしょうか。
でも、その男性とは、必死に世話を焼いたけれども、フラれてしまったんですよね。あんまりマイナス感情でコントロールしたなんて話はありませんでした。
チグサさんは、マイナス感情で人をコントロールすること、支配することはいけないことだ、と言われていました。
おっと…、こういう言葉の中に、「あぁ、この人、たぶん親とあんまりうまくいってなかったんだろうな…。」と、つい共感してしまいたくなることがありますね。
私も幼稚園くらいの頃、笑っている顔を知り合いのおばちゃんに褒められて、〈めっちゃ、嬉しい~!!(≧∀≦)〉と、舞い上がっていたことがあります。
そしたら、その帰り道で母親に、「お世辞だよ!」と、般若のような怖い顔で言われたんです。(いますか??そんな親?)
それ以来、〝人に褒められても、素直に喜んじゃいけない〟という思い込みがどこかにあって、その感覚が抜けたのは、つい最近(55歳!)でしたよ。親の暗示って、どこまで影響しているかわからなくて、ほんとコワイですよね~。
なのでたぶん、チグサさんのこれまでの人生の中に、〝マイナス感情で人を支配してはいけない〟というような仕組みが出来上がる出来事が、何かあったのではないかなぁと思いました。
それから、人間、思っていることは、けっこう顔や態度に出ちゃうものですよね。
私もキライな人に、イヤなことを言われたときは、思いっきり顔に出てしまいます。(我慢はしているんですけど、その我慢がつい態度に出ちゃうみたいなんです💦)
だからチグサさんが、出会う男性に、マイナス感情を見せないと思っていたことは、「あなたに本音は見せません。」というようなメッセージ(態度)で、伝わってしまっていた可能性も否定できませんよね。
マッチングアプリや街コンで出会う相手の男性も、生涯の伴侶を求めているわけですから、「本音は見せない。」と(いう態度で)伝わってきたら、ちょっと引いてしまうかもしれませんよね。
心には色んな感情が湧いてきます。
マイナス感情もプラス感情も、そのまま味わい表現していけると、
言葉の大切さが、今までよりずっと、伝わりやすくなるかもしれません。
チグサさん、本音で語り合える、素敵なパートナーと巡り会えるといいですね!
まとめ
愛のモヤモヤ相談室4月 前編 出会いは〝狩り〟!?チグサさんの相談:「いつかは結婚して、幸せな家庭を築きたい。本当に素敵な人と出会うためにはどうしたら良いのでしょうか。」
愛のモヤモヤ相談室4月 前編 相談者チグサさんの課題 男性が魅力を感じるような、つい手を差し伸べたくなる可憐さを持った女性(という面を出していくこと)
愛のモヤモヤ相談室4月 前編 解決のキーワードは? ~〝マイナスの面〟も、ちゃんとしっかり受け止めて~
愛のモヤモヤ相談室4月 前編 感想 自分のよい面もわるい面も、言葉と態度で、ありのまま伝えていくのがいい
美輪明宏 愛のモヤモヤ相談室 再放送は?見逃しは? 次回放送予定いつ??
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