NHK Eテレ「美輪明宏 愛のモヤモヤ相談室 」お便りコーナー 今回は、〝4歳の長男を怒る自分が嫌。〟という、ひーちゃんさんからです。
愛のモヤモヤ相談室 お便りコーナー 2024.02月【4歳の長男を怒る自分が嫌】ひーちゃんさん
岐阜県のニックネームひーちゃんさんです。
4歳の男の子と2歳の女の子を育てていますが、上の子に怒りたくないのに、毎日怒ってばかり。わかってはいます。怒るのは子供に良くないこと。怒っても何も解決しないこと。だけど反抗がひどくて、プンプンしてしまいます。フルタイムで働いていて時間に追われているから、イライラしちゃうのでしょうか。こんな自分が嫌になる時が多く、最近笑えていない気がします。
(高瀬アナ)「ということです。」
(美輪さん)「これ現代病ですね。」
(高瀬アナ)「忙しいですからね。」
(美輪さん)「忙しいし疲れますでしょ。こういった場合はね、自己解放。カラオケ行くなり、旅へ行ってね、山の中で怒鳴ってもいいし。」
(高瀬アナ)「私こんなに頑張ってるんだぞーっ!!ていう」
(美輪さん)「だから色んなね、ブツブツ言ったり怒ったりいろんなことや何かはね、自己発散してるんですよね。自己防衛なんですよ。」
(高瀬アナ)「適度なやっぱりこうガス抜きといいますか、煮詰まってしまわないようにすることが大切ってことですね。」
(美輪さん)「ガス抜きもね、生き抜くための力ですよね。方法。」
(高瀬アナ)「ちなみに美輪さんは子供の頃、その叱られてたんですか?」
(美輪さん)「無いですね。終戦後に先生に一度だけね、髪を伸ばし始めたんですよ。昔、戦争が激しくなる前、伸びてたから。で、戦争が終わったんで、また伸ばし始めたら、「なんじゃい こんな頭!毛唐のマネだかなんだかしやがって で、伍長上がりのね、先生がいたんですよ。髪の毛を捕まれてそういわれたの。で、私、(その人を)睨みつけてね、「戦争に負けた証拠ですよっ」て言ってやったの。」
(高瀬アナ)笑「なかなか…あ、そうですか。」
(美輪さん)「それぐらいですよ。」
(高瀬アナ)「じゃあどちらかというと叱る側で。えぇ、これからもよろしくお願いします。」
(美輪さん)「は?それ反対でしょうよ。」
(高瀬アナ)「いやいやいやいや(美輪さんを)叱れませんよ💦」
(美輪さん)「仲良くね♡」
(高瀬アナ)「ありがとうございます。」
(美輪さん)「ルンルンルンルンルンルン~♬」
愛のモヤモヤ相談室2月 お便りコーナー 感想 2歳違いの子育てはつらいよ❗❗💦
うーーーん❗❗💦ひーちゃんさんは、4歳の男の子と2歳の女の子を育てるママなのですね!
しかも、フルタイムで働いているのですか❗それは本当に大変ですね💦
朝起きて、家事をして、自分の身支度もして、それから子どもの【トイレと着替えとご飯】×ふたり分、それから保育園に預け、その後出社するってことですよね??
至難のワザですよ、それ…。それを週5日ですか?!?!それは相当なストレスがかかりますね…。
そして2歳違いの子どもを育てるのって、これまた大変ですよね。下の子が生まれてから、上の子が赤ちゃん返りして更に手がかかるってことよくありますもんね。
上の子が4歳ということなので、もう2年以上も2歳違いの子育てに奮闘されているのですね。
ほんとに、自分のことは二の次にして、毎日毎日時間に追われながらやってこられた姿が浮かんできます…。
しかも、やってもやってもだれも褒めてくれるわけでもないし、感謝されるわけでもないですもんね…。つらい。
子育てって、いったいどうモチベーションを保ったらいいんでしょう!?
イヤになって投げ出してしまいたい気持ちになってもおかしくないですよ❗でも、ひーちゃんさんは、ちゃんと子育てされてきたんです。すごいことですよ✨✨
でも、最近笑えていない気がするのですね。ついイライラして怒ってしまう自分が嫌になる時もあるのですね。
わかってはいるけど、息子さんの反抗がひどくて、プンプンしてしまうこともあるのですね。
ひーちゃんさんのとまどいや、やるせなさ、もどかしさや、くやしさが伝わってきます。
思うようにならず、つらいですね。
ひーちゃんさんは、どんな時に、息子さんの反抗がひどいと感じられますか?
息子さんが、言うことを聞いてくれない時でしょうか。
もしかしたら、ふてくされたような態度をとる時もあるのでしょうか…?
息子さんが下の子を叩いたりいじめたりする時もあったりしますか…?
もし後から振り返って、イライラした時や、プンプンした時を思い出すことができたら、ご自分の気持ちを何かに書いてみるといいかもしれませんよ。
「もーーーーっっ!!腹立つーーっ!!」とか、「いい加減にしてーーっっ!!!」などと、思いっきり書くとスッキリします✨✨
私は、1990年(H2年)生まれと、1992年(H4年)生まれの2女の母なのですが…、
次女が生まれた当時、ふてくされたようになった長女と、あんまりうまくいっていませんでした。
その長女をとても可愛いとは思えず、正直に言うと憎らしいとさえ思ってしまっていました。
子どもを憎い、なんて思ってしまう母親なんて…、と自分が恥ずかしくて、人にも言えませんでした。
でも、〝憎らしいと思ってしまう〟ということは、本当は私は長女を愛したかったんです。
愛したいのに憎んでしまう…。そのことに悩み、誰にも言えず、苦しんでいたんです。
子育てって、不思議ですよね。どうしても自分の育った環境の影響が出て来てしまいます。
子育て中の私は、自分が自分に対して、<どうして私はこんな感じ方をしてしまうのだろう?>と疑問に思うことがいくつもありました。
たとえば、長女が笑いながら私に話しかけてくると、<何がおかしいんだろう?>とイラ立ってしまうことがありました。
反対に、長女が落ち込んだ様子でいると、<何を沈み込んでいるのかしら!>と、また私はイラ立ってしまうのです。
そして、そのイラ立ちを長女にぶつけては自己嫌悪に陥るのです。私は、自分自身が分からず途方に暮れてしまいました。
今考えると、本当に長女にはひどいことをしたと反省しています。
私は、寂しかったのです。そして、孤独で不安だったのです。
だから、長女を私自身の中に、取り込みたいという欲求をもってしまったのだと思います。
私は長女に、私と同じ感情を持つことを要求していました。
だから、私が笑っていないときに、長女が笑うと、<どうして私が笑っていないのに笑うの?一緒の感情をもってくれなきゃダメじゃない!あなたは私なのよ。>と思い、
長女が沈んだ様子だと、<私は今、沈んでないわ。勝手に自分の感情を持たないでちょうだい!私に合わせてくれなきゃ困るじゃないの!あなたは私なのよ!>と、深いところで感じていたと思います。
このことに気づいた時、私は、私と実家の母との関係を思い出しました。そうです。私が長女に対してしていたことを、私は母からされていたのです。
私の母は、いつも自分と同じ感情を持つことを私に期待していました。
私は、母にかわいがってもらいたい一心から、母にすべてを合わせました。
私は、私自身ではなく、母の一部分だったのです。
けれども、長女は私に合わせてはくれませんでした。それが、私が長女を憎いと思ってしまう理由のひとつになっていたのです。
その他にも、子育てをする中で、自分の内面と向き合わざるを得ないことがたくさんありました。
でも、ひとつづつ向き合い、書いて自己解放し…、のくり返しでなんとか乗り越えてきました…。
ひーちゃんさん。ひーちゃんさんの息子さんは、もしかしたら「ママは、本当はもう僕のこと好きじゃないんじゃないの?」などと不安になってる…なんてことはありませんか??
男のお子さんは、特にお母さんのことが、大・大・大好きっ❗で、本当に一途にお母さんLOVE♡みたいなところがあるみたいですよね?
ある日、突然現れた可愛い赤ちゃん。みんながチヤホヤして…。それを毎日見せられているとしたら…。
息子さんにとっては、その日から全く勝ち目のない負け戦(いくさ)が始まっていたのかもしれませんね…。
息子さんの憤りが、ちょっと伝わってくるような気もしますね…💦
私たちだって、もしある日突然、旦那さんが、すんごいかわいい彼女を家に連れてきて、「今日からこのコもオレの奥さんだから。でもおまえのことも愛してるよ。みんな家族だからね。」なんて言われても、
ざけんなよーーーーっっ❗❗❗ですよね。おまえ言ってることとやってることが違うだろーーーっっ!!!って、まずブチ切れちゃいますよね💧
ちょっとたとえが極端すぎましたけれども…💦💦
週イチか、月に2回くらいでも、下のお子さんは誰かに預けて、ひーちゃんさんと息子さんの密な時間を楽しめると、
息子さんは「なんだ、ママはちゃんとまだボクのこと好きなんだな…(ホッ)」なんて思えたりするのかも…?(既にやっていらっしゃったらごめんなさい💦)
子どもが親の愛情をどうやって感じるかといえば、やっぱり笑顔と優しい声かけとスキンシップですね。
やっぱり、ひーちゃんさんが〝笑えること〟が、一番の近道ですもんね。
それができなくなっている原因が何かハッキリわかるといいですね。
先ほど、もし後から振り返って、イライラした時や、プンプンした時を思い出すことができたら、ご自分の気持ちを何かに書いてみるといいかもしれませんよ。とお伝えしましたが…、
たとえば、「もーーー嫌ーっっ!!」とか、「腹立つーーっ!!」とか、「いい加減にしてーーっっ!!!」などと、書き始めて最後の方にいくにつれ、どんどん本音が出てくることがあるかと思います。
ひーちゃんさんが、私は何に対して、こんなに腹を立てているんだろう?とか、何に対してこんなにイライラしているんだろう?と思い巡らせてみて、
<あぁ、私、これこれこういうことが、嫌だったんだ。>とか、<こうしてほしかったんだな。本当は○○したかったんだな>など、ストレートに自分の内面を感じとれるようになると、
だんだんと自分の心の中が、プンプン・イライラから、ニコニコ・ルンルン🎵に、変化していくかもしれませんね。
かけがえのないひーちゃんさんの、お身体もお心も大切に。
大事なお子さんたちとの毎日が、楽しくハッピーでありますように❗心から願っています。Let’s enjoy♬❗❗ひーちゃんさん❗❗
まとめ
愛のモヤモヤ相談室 お便りコーナー 2024.02月【4歳の長男を怒る自分が嫌】ひーちゃんさん わかっていてもプンプンしてしまい、こんな自分が嫌になる時が多く、最近笑えていない気がする。
(美輪さん)自己解放必要。カラオケ、旅、山の中で怒鳴ってもいい。自己発散と自己防衛を。
愛のモヤモヤ相談室2月 お便りコーナー 感想 2歳違いの子育てママは、つらいよ❗❗💦 上の子が赤ちゃん返りしたり、2歳違いの子育ては大変❗ しかも子育て期は自分の育った環境が影響してきてフクザツ。息子さんはママのことが、大・大・大好き❗
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