愛のモヤモヤ相談室7月 前編 どうしたらいい?大人の自分の子供の心

愛のモヤモヤ相談室・7月(2023年7月28日放送)前半の相談者はユキさんです。

ユキさんは、父方の祖母が亡くなり、悲しみにくれていました。その祖母のお葬式で、自分は、両親からないがしろにされている、と感じたといいます。

お葬式の中で、ユキさんの両親は、嫁(弟の妻)や孫に終始寄り添っていたんだとか。

30代のユキさんの不満と孤独。実の娘である自分より、嫁(弟の妻)や孫のほうが大事にされていることにモヤモヤしている、というのが今回の相談です。

さて、美輪さんの回答は?


愛のモヤモヤ相談室7月 前編 ユキさんのモヤモヤ どうしたらいい?【大人の自分の子供の心】

~相談者:ユキさんのモヤモヤ~
・大好きだった祖母が亡くなり、悲しみにくれている。
・その祖母のお葬式で、実の娘である自分より、弟の妻や孫に寄り添っていた両親の姿を思い出してはモヤモヤしている。
・両親からないがしろにされていると感じる。

・母と嫁(弟の妻)の距離感が近い。嫁は、母を「お姉さん」と呼んでいる。自分より、嫁と仲良くする母。

・思い返せば幼い頃から、母との関係はうまくいっていなかった。

・厳しい母 テストで99点をとっても褒めてくれない。弟と差のある怒り方。手をあげたこともあった。

・優しい祖母 母の厳しさの逆にいた人。素直に甘えられるのは祖母だけだった。

 

美輪さんは、そんな様子をみていた母の気持ちを、

「お母さんが、疎外感を味わっていたのよ。」と、諭します。

 

そんなユキさん、お葬式の後に決定的な捨て台詞を残して、ご両親と距離を置いてしまったのだそうです。

(ユキさん)「実の娘はいないものと思って、義理の娘とその子供を大切にしてあげたらいいんじゃないでしょうか。」


愛のモヤモヤ相談室7月 前編 美輪さん バッサリからのエール

(美輪さん)まるで子どもだわね。(と、いつものごとくバッサリ。)

(ユキさん)今思えば、そうですね。うーん…。

(美輪さん)さてじゃあ、おわかりいただいたことで、これからどうしたらいいと思います?

(ユキさん)まず…あの、母ですとか、あの…父のところに頻繁に帰って、もう少しこう…甘えるっていうことを、したいなって思いました。

(美輪さん)それだけ?

(ユキさん)あとは…弟ですとかその弟のお嫁さんとかとの関係性っていうのも…

(美輪さん)そうじゃないの。あなた自身の生活、人生。それを確立することですよ。何をしたいか。どういう男性がいいか。その男性と結婚してね、・・ったことのない、素敵な家庭をね、子供もできて。それ考えなかったのはどうしてなの?

(美輪さん)過去ばかり振り向いていたからでしょう?

と、これまた美輪さんがバッサリ斬ります。

(ユキさん)はい。そうです…。自分の家がこうだから、なかなか恋愛もできないなとか、その…、自分の家のせいにしちゃってたのがあったので…

(美輪さん)それはもうこれでおばあさんがなくなったことで、決着がついちゃったの。さあ第二章。家にしがみついていた娘時代はもう終わり。

(ユキさん)そうですね…。うん…。

(ここで美輪さん、ミュージカルのように突然歌い出します)♪なんにもない、なんにもないのさ~♪夜の暮らしも 破れ果てた胸も すべてを水に流して あなたと二人の世界へ 旅立つのよ~♬

Non,je ne regrette rien(私は決して後悔しない)

(美輪さん)まっさらなね 出発します 人生を

(ユキさん)はい。

(美輪さん)そしたらね、天国でおばあさんも安心なさいますよ。

(ユキさん)…はい。


愛のモヤモヤ相談室7月 前編 感想

いやはや…、最初に見たときに思わず「えぇ!?嫁はともかくとして、孫を大事にするのって当たり前ちゃう??」と、こちらの方がモヤモヤしてしまいました💦

そうしたら美輪さんが、「すぐあなたは、〝私が〟〝私が〟って〝私〟が出て来るのね。」と言ってくれたので、ちょっとスッキリしました。

うーん、ユキさんのモヤモヤ、なかなかややこしそうですねぇ。

この、こども時代の恨み辛みって、なかなか消えないんですよね。

ユキさんは、途中、「母に甘えることはしなかった。」と言われていました。

この、〝母に甘えたかった。〟という思い。

これ、非常にやっかいなんですよね💧

満たされなかった、【大人の自分の子どもの心…。】

母親との間の、満たされなかった思いって、人生の色んなことに影響しちゃいますよね。

なるべく早い段階で気づいて、精神的に解放された方がいいのではないでしょうか。。

私も、子育てにつまずいた20代後半~30代に、よく自分の生育史を振り返ったことがあります。

新米ママだった私は、子どもの甘えが許せなかったんですね。(そんなママ、困りますけど💦)

自分が親に甘えるのを我慢していた分、子どもにも同じことを強いていたというか…。

正直に言うと、自分の子どもが、うらやましかったんです。

 

私の両親って、いつも不機嫌だったんです。

農家で、経済的にも安定していたとは言えず…。

過酷な労働と、割に合わない収入。休みは1ヶ月に半日。日の出から日没まで馬車馬のように働く…。

子どものことなんて、かまってられませんよね。

夏休みも冬休みもほったらかし。

家族でお出かけや旅行なんてしたことありません。

昔の親ってみんなこんな感じだったんでしょうか。

そう、そんな中、子どもの私は、ひたすら家事を担当していました。部活なんて夢のまた夢です。

不機嫌な親のゴキゲンをとるのが、私の役割みたいな感じになっていました。

そう、親の顔色をうかがうって、親の期待に添うように、自分をカスタマイズしていたんだと思います。

だから、思ったままの感情表現が許されている、自分の子どもがうらやましかったんです。

もっと本当のことをいうと、うらやましくて妬ましかった。

うらやましくて妬ましくて、本当に本当のことをいうと、憎んでしまっていたんです。

でも、それをありのまま言葉にして、外に出すことができたので、スッキリと落ち着くことができました。(憎むことをやめられました。)

私もかなりな葛藤不安を抱えた、あやういママだったんです。

「(子どもを)愛したい。」×「(子どもが)憎らしい。(愛したくない)」=が、ぶつかって苦しかったんです。(涙)

 

こんな感じで、自分を解放して、自由にしてあげるには、やっかいな思いを全て言葉にして、自分から出してしまうことがいいと思います。

でも、苦しいんです。すごく。

思い巡らせて、言葉にする作業も、実際書き出す作業も。つらい。

苦しいし、勇気もいります。

もし、私がユキさんで、思いの丈を言葉にするとしたら、どんな感じになるでしょうか。

ユキさんの言った、「実の娘はいないものと思って、義理の娘とその子供を大切にしてあげたらいいんじゃないでしょうか。」を、私なりに翻訳してみますね。

「実の娘がここにいるのに!

私がここにいるのに!!

どうして、お母さんは他人(弟の妻)を大切にするの!?

おばあちゃんが死んで、悲しくて、お母さんに慰めてほしかったのに、

どうしてお嫁さんの方ばっかり大事にするの。

どうして私をみてくれないの?

どうして私に寄り添ってくれないの。

私をみてほしい。

私に注目してほしい。

私に寄り添ってほしい。

お母さんに愛されたい。

お母さんに大切にされたい。

いつもお母さんに愛されて、大切にされたい。

いつもお母さんに寄り添われて、ただ愛されて、ただ大切にされたい。

お母さんが大好き!

お母さんが大好き!!

お母さんが大好き!!!

 

お嫁(弟の妻)さんに対しては、こんな感じでしょうか。

「なんなのよ、あんたは!!

どうして本当の娘みたいに、私のお母さんと仲良くしてるの!?

ムカつく!!

腹立つ!!

私のお母さんなのよ!!

私が本当の娘なの!!

なのに、なんであんたが本当の娘みたいにしてるのよ!!

なんでそんなに近い距離感で、私のお母さんと仲よくしてるのよ!!

「お姉さん」なんて呼んで、まるで姉妹みたいじゃない!!

姉妹みたいに仲のいい、本当の親子みたいじゃない!!

そんな親子に、私もなりたかった!!

私がなりたかったのに!!

くやしい!!

くやしい!!

あんたみたいにお母さんと仲良くしたかった。

あんたみたいにお母さんに注目されたかった。

あんたみたいにお母さんに愛されたかった。(でも現実はそうじゃない。)

あんたみたいにお母さんに大切にされたかった。(でも現実はそうじゃない。)

くやしい。悲しい。つらい。つらくて悲しくて…耐え難い。

…耐え難くて苦しくてもうどうしようもない。

あんたが、うらやましい…。

うらやましくて、恨めしい…。

と、ここまでユキさんが思っているかどうか、全くわかりませんが❗❗💦(読んでいて怖かった方!(^0^;)ごめんなさい!あくまで私の勝手な解釈と想像で書きました!)

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美輪さんが、また歌ってくれましたね!

♪なんにもない、なんにもないのさ~♪夜の暮らしも 破れ果てた胸も すべてを水に流して あなたと二人の世界へ 旅立つのよ~♬

最後に、美輪さんからユキさんに、素敵なエールが送られました!

Non,je ne regrette rien(私は決して後悔しない)
~ まっさらな 人生を 出発します ~
「そしたらね、天国でおばあさんも安心なさいますよ。」

ステキなメッセージ!ほんとですよね。〝亡くなった大切なひとが天国で安心する〟そんな生き方がしたいですね!


まとめ

愛のモヤモヤ相談室7月 前編 ユキさんのモヤモヤ どうしたらいい?大人の自分の子供の心 30代のユキさんの不満と孤独 ・両親からないがしろにされている。・祖母のお葬式で、実の娘である自分より、弟の妻や孫に寄り添っていた両親

愛のモヤモヤ相談室7月 前編 美輪さん バッサリからのエール  「まるで子どもだわね」「さあ第二章」「天国でおばあさんも安心なさいますよ」

愛のモヤモヤ相談室7月 前編 感想 満たされなかった【大人の自分の子供の心】は、けっこう厄介。読んでいて怖かった方、ごめんなさい(m_m)

愛のモヤモヤ相談室7月 後編 美輪さんの金言~人に拝まれるようになって~

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