NHKEテレ 「美輪明宏 愛のモヤモヤ相談室」は、人生経験豊かな美輪さんに様々なお悩みをぶつけ、そのモヤモヤをスッキリと晴らすヒントをもらう番組です。2024年11月前半の相談者は、フユミさんです。
愛のモヤモヤ相談室11月 前編【親が〝毒親〟自分に自信がない・人と関わるのが怖い】
中学生の頃、親友をなくしたことをきっかけに人と深く関わらずに生きてきたというフユミさん(30代女性)は、最近は友人を持ったり、いつか結婚したりしたいと思うようになりました。しかし毒親のことがひっかかりモヤモヤしています。
愛のモヤモヤ相談室11月 前編 感想
フユミさんは親友を亡くしたときの喪失感が大きすぎて、中学生の時から人と深く関わるのを避けてきて、最近になってそれでは寂しいと、もう一度人と深く関わってみようと思ったんですね。
せっかく一歩を踏み出したのに、なかなか人付き合いが上手くいかないのはもどかしいですね。フユミさんの戸惑いが伝わって来ます。
小さい頃からのお母さんとの関わりに原因があるのですね。
美輪さんはいつも、こちらが言ってほしいことを鮮やかに言い切ってくれますよね。
(美輪さん)「全部が毒親に結びつくと思いませんか?」「ですから毒親退治でね、退治しちゃえばいいんですよ。あなたの世界には毒親の「ど」の字も入らせないと。」と、こう来ましたね。
モヤモヤと絡みついて苦しかった過去を、美輪さんがバッサリと断ち切ってくれました。
フユミさんは、自分も母親と同じような親になってしまうんじゃないかという不安を抱えて苦しかったのですね。
(美輪さん)「それ(毒娘)をね、容認して、付き合ってくれる人がいたら、これは本当の相性ですよね。」
本当ですね!フユミさん、愛し愛される素敵なパートナーと巡り逢って幸福になってくださいね❗💗♬
愛のモヤモヤ相談室11月 前編 内容 全文
(高瀬アナ)美輪さん、どうぞよろしくお願いします。
(美輪さん)こちらこそよろしくお願いします。
(高瀬アナ)それでは、まずはフユミさんからです。どんなモヤモヤでしょうか?お願いします。
(フユミさん)はい、美輪さんよろしくお願いいたします。
(美輪さん)こちらこそどうぞお手柔らかに。
(フユミさん)私は中学生の時に、とても親しくさせてもらってた親友を亡くしたんですけれども、その親友を亡くした喪失感がすごく寂しくて、同じようなことが起こると嫌だなと思って、人と深く関わるのを避けて生きてきたんですけれども、最近になって、やっぱりひとりで生きて行くのは寂しいなって感じるようになりまして。で、私もいつか結婚したり、友人と深く関わったり、将来共にできるようなパートナーを見つけたいと思うようになったんですけど、今になって人付き合いがなかなか上手くいきません。どのようにしたらいいでしょうか?
(美輪さん)亡くなった人はどうだったんですか?
(フユミさん)亡くなった友達ですか?
(美輪さん)はい、そういうところが?
(フユミさん)あー、すごく癒し系の友達で、すごく優しくて。で、私のことをすごくあの…気に入ってくれて、毎日一緒に遊んでたんですけど…
(美輪さん)そんな人が面影チラチラして前へ進めなくなったということですか?あなたが?
(フユミさん)うーーん、なんか?友達とかが欲しい…なんか恋しい時期に、やっぱりいなかったので、全然なんか、人と関わるのが怖くて、自分に自信もなくて、うん…
(高瀬アナ)その…例えば仕事とかでは別に問題なく…?
(フユミさん)そうですね…でも私は親が〝毒親〟だったので
(高瀬アナ)毒親?
(フユミさん)はい。
(美輪さん)その、毒親の説明。ご両親が毒を持ってるっていう毒で出来てるご両親、珍しいご両親ですね。どういうところですか?
(フユミさん)うーーん、相当強烈だったと思います。
(高瀬アナ)言葉ですか?
(フユミさん)言葉とか…心理的な…なんかまあ言ったら虐待的なまあ…その親友が亡くなった時とか、ほったらかしにされたりとか、普通は何か温かい言葉をかけてくれたりというのを期待してしまうんですけど。
(美輪さん)慰めとか
(フユミさん)はい。うーーん、いつも見る目線とかがすごく冷たかったなあって思いますね。
(美輪さん)なるほど。で、男の人には?目が行きませんでした?
(フユミさん)まあ恋愛体質なので。
(美輪さん)おや
(高瀬アナ)そこはそうなんですね。
(フユミさん)そこはそうなんです。笑
(美輪さん)矛盾してますね。
(フユミさん)はい(笑)、矛盾してます。
(美輪さん)じゃあ恋愛体質の方をうんと伸ばせばいいじゃありませんか?
(フユミさん)うーーん、でも…まあ…なんか情熱的とは人から言われるんですけど、
(美輪さん)愛し愛されているね、そういうふうな夜のお付き合いそういうものやなんかが情熱的なんですか?
(フユミさん)うーーん、それは分からないんですけど、でも愛し愛されっていう言葉はすごく憧れてて
(美輪さん)はい。
(フユミさん)そんな風な関係を築きたいなって思うんですけど…
(美輪さん)でも何人かは築いていらっしゃったんでしょ?今まで
(フユミさん)うーーん、でも、私がすごくわがままだったりとか、まあ、「結婚したい」って言われても、その人が例えば「子供が欲しい」って言ってて。私はその親が毒親だったりしたので、なんか子ども産む自信はないなと思ったりとかして、うーーん…
(美輪さん)全部が毒親に結びつくと思いませんか?
(フユミさん)うーーん…
(美輪さん)ですから毒親退治でね、退治しちゃえばいいんですよ。あなたの世界には毒親の「ど」の字も入らせないと。私は私で全く別な世界、別な家庭、別な人間になって。もうお茶碗ひとつでも何一つでも、今までの育った家庭とね、違ったものをそっくり再現して、で、その中で暮らしてみようというふうに思ったらいかがでしょう?動こうとしなかったわけでしょ?今までは
(フユミさん)そうですね。なんか考えたらすごい頑固だなと思います。そうですね…あと甘ったれてたのかなとも思います。んー…
(高瀬アナ)というと…?
(フユミさん)なんかその毒親のせいにして動かなかったっていうのは、甘えがやっぱりあるのかなって思いました。
(美輪さん)〝毒娘〟としてね。
(フユミさん)(爆笑)毒娘なのは認めます。
(高瀬アナ)笑 認めますか 笑
(美輪さん)それをね、容認して、付き合ってくれる人がいたら、これは本当の相性ですよね。
(フユミさん)そうですね…うん…。
(美輪さん)頑張ってください!
(フユミさん)ありがとうございました。
(美輪さん)ほんと人を騙して。毒娘としては。
(フユミさん)はい…。(笑)
✨~あなたの世界には 毒親の「ど」の字も入らせない~✨✨
まとめ
愛のモヤモヤ相談室11月 前編 【親が〝毒親〟自分に自信がない・人と関わるのが怖い】中学生の頃、親友をなくしたことをきっかけに人と深く関わらずに生きてきたというフユミさん(30代女性)。最近は友人を持ったり、いつか結婚したりしたいと思うようになったが、毒親のことがひっかかりモヤモヤしている。
愛のモヤモヤ相談室11月 前編 感想 美輪さんはいつも、こちらが言ってほしいことを鮮やかに言い切ってくれる。モヤモヤと絡みついて苦しかったフユミさんの過去がバッサリと断ち切られた。
愛のモヤモヤ相談室11月 前編 内容 全文
コメント