愛のモヤモヤ相談室 10月 前編【二世帯住宅 母のネガティブ言葉が嫌】

NHKEテレ 「美輪明宏 愛のモヤモヤ相談室」は、人生経験豊かな美輪さんに様々なお悩みをぶつけ、そのモヤモヤをスッキリと晴らすヒントをもらう番組です。2024年10月前半の相談者は、さきこさんです。



愛のモヤモヤ相談室10月 前編【二世帯住宅 母のネガティブ言葉が嫌】

さきこさん(40代女性)は、幼いころから母親に「ブス」「お前いなくなれ」などの言葉の暴力を受け続けてきたといいます。

その母も高齢になり、面倒を見るため二世帯住宅を建てて暮らし始めましたが、今でも母を許せない気持ちがあり、モヤモヤしています。



愛のモヤモヤ相談室10月 前編 感想

「ブス」「お前いなくなれ」って、そんな言葉を幼い頃から言われて…しかもお母さんからって、ひどすぎますよね。どれだけ悲しかったんでしょうか。憤りさえ感じます…。

美輪さんも、「ブス」「お前いなくなれ」って自分の子供に言うんですか?って思わず聞き返していましたよ。

しかし、そう言われて育ったさきこさんの、なんて献身的な行動なんでしょうか。

わざわざ二世帯住宅を建てて!(すごい!!)高齢になった母を呼び寄せるって、サラリと言われてますけど、ものスゴいことですよ。週に一度くらいしか会わないですと言われてましたが、十分ですよ❗ 十分過ぎますよ~❗❗

逆にさきこさん少し頑張りすぎなんじゃないかって、ちょっと心配になりましたよ。

私なんて、神奈川の実家に帰るの、年1回ですよ💦しかも日帰り!!どんだけ親不幸なんでしょう💧 父89歳・要介護1と、老々介護している母87歳ですよ。

美輪さんが「母とか娘とか、いろんな家族関係で名称があるでしょ?それは全部取っ払っちゃえばいいんですよ。人間対人間なんだって客観的に考えた方がいいですね。」って、言われてましたよね。なんだかそれを聞いて、私は勝手に救われた気持ちになりましたよ💦

合わない親のことで悩んでる人って、けっこう多いのかもしれないなーと思いまして…。

嫁姑の二世帯住宅より、母娘の二世帯住宅の方がうまくいくイメージありますけど、

近すぎる関係って、最初はありがたくても、すぐに慣れて当たり前になっちゃいますもんね…。

親との距離感って、やっぱり難しいですよね。実践してるさきこさんは立派です!

美輪さんに全部ブチまけて、「清々しました!」とおっしゃっていたさきこさん。モヤモヤがスッキリ晴れて、本当によかったですね💗❗❗🎵



愛のモヤモヤ相談室10月 前編 内容 全文

(高瀬アナ)どうぞよろしくお願いします。まずはさきこさんお願いします。

(さきこさん)はい、5年ほど前から高齢の両親を田舎から呼び寄せて、介護をしたいなと思っていたんですけれども、その矢先に昨年、父が急遽亡くなってしまいまして、で、母を呼び寄せて今一緒に暮らしています。が、その母がわたくしがまあ思春期というか、幼い頃から言葉の暴力とか、そういったことが激しい人だったので、こうちょっと今後一緒に暮らしていく自信がどうしてもなくなってしまったので…来ました。

(美輪さん)具体的に申しますと、どういう言葉を投げかけられたんですか?

(さきこさん)そうですね。小学校ぐらいの時はあの「ブス」とか「お前いなくなっちゃえ」とか

(美輪さん)「いなくなっちゃえ」「このブス」って、自分が生んだ子供に、「このブス」って言うんですか?

(さきこさん)そうですね。

~高齢になった母の面倒をみるため、二世帯住宅を建てたさきこさん。子供は既に独立して、今は夫と母と3人で暮らしています。これまで自分を傷つけてきた母と上手くやっていけるのかモヤモヤしています。

(美輪さん)で、今はどうなってらっしゃるの?

(さきこさん)今も相変わらず…えーと、なんでそういうことを言うのかなっていう言葉は私に言ってきますけれども、なるべくこう物理的な時間を過ごさないようにしています。完全分離の二世帯にしてます。1週間に1度ぐらいしか会わないです。

(美輪さん)じゃあ問題ないじゃないですか?

(さきこさん)あら…、はい…。

(美輪さん)ねぇ、どうなんでしょう?

(さきこさん)問題は、その私が、今後その…不安だっていうことぐらいです。

(美輪さん)何の不安なんですか?

(さきこさん)その…やはり母の存在っていうのが、ものすごく私の考えを後ろ向きにさせてしまうので、

(美輪さん)例えばどうやって何を後ろ向きにさせちゃうんですか?

(さきこさん)娘が靴を買ってくれたんです。就職してボーナスが入ったので。で、その靴を見て「何?その靴、みたいな。あなたに似合わないわ」とか。

(美輪さん)それで?

(さきこさん)その…どうしてもこう後ろ向きの言葉ばっかりが多いので、嫌だなぁって。

(高瀬アナ)あのー、お母さんに直接ひどい口が悪いよねっていうのは言ったことはあるんですか?

(さきこさん)手紙で言いました。

(高瀬アナ)手紙で。

(さきこさん)あの(面と)向かって言うとすごい向かって来るので。こんな風にすぐ泣いちゃうので、でも伝えなきゃと思って、あの一緒に暮らす前に伝えました。

(高瀬アナ)どんなふうに、返ってきましたか?

(さきこさん)そしたら、手紙読んだ?って聞いたら「読んだよ。」って言って、で、「もう燃やしちゃった。」って言ってました。

(高瀬アナ)…。

(さきこさん)そういうところとかが、すごい傷つくじゃないですか。こっちは、思いを込めて書いたのに。あの…その…思春期の時に拒食症にもなっちゃって、それであの、死にたいと思った時もあったので、なんかそれがフラッシュバックしてきちゃって。で、私20歳の時にあの兄が亡くなってるんですけれども、自殺だったんですけど、その時も母がやっぱりかなりあの狂ってしまって。10歳離れた妹と母親で、あの…死にたいって言い始めたんですけど、私は?と思って、なんで私を連れてってくれないんだろうとか。うーん…。

(美輪さん)じゃあ愛と憎しみと半々なのね?

(さきこさん)そうです。

(美輪さん)うーん…、母と娘とか、いろんな家族関係で名称があるでしょ?

(さきこさん)はい。

(美輪さん)それは全部取っ払っちゃえばいいんですよ。

(さきこさん)うーん。

(美輪さん)人間対人間なんだって客観的に考えた方がいいですね。どうです?

(さきこさん)あのー、その母は農家に嫁に来て、パートをしながら農家をしてずっと働いていて、父は会社員で、とっても忙しくて、ほとんど家にいなくって。で、ストレスもあって、私に八つ当たりをしてたのかなって今になると思ったりもするんです。

(美輪さん)はい。

(さきこさん)あのー私自身も25年母親をやって来て、私の夫もちょっと忙しくて、あんまり家にいなかったので、で、そんな中で子育てするってすごい孤独で、誰も褒めてくれなくて、なんとなく母のあの時の気持ち、大変だったっていう気持ちは、あの ちょっと共感できるんです。

(美輪さん)全部、同じ人間同士でしょ。

(さきこさん)そうですね。本当に自分も母の気持ちはよく分かるんで、母の面倒をみたいなって思いました。

(美輪さん)そう。それで、ご主人はなんておっしゃってるんですか?

(さきこさん)うちの夫も結構母に色んなことを言われたりしたんですけれども、「あ、お母さんってそういう人なんだねー、アハハっ」て言ってくれて。今回同居するのも「いいね」みたいな感じで受け入れてくれました。

(美輪さん)じゃあ、その夫が100倍くらいのエネルギーでチャラにしてくれてるんですね?

(さきこさん)そうですね。前向きになれたのはホント夫のおかげです。

(美輪さん)お母さん 羨ましいでしょうね。

(さきこさん)ですね。ヘヘヘ…きっと羨ましがってるかなぁ…なんて思います。

(美輪さん)笑

(さきこさん)…何か少し心が軽くなってきました。ウフフ…

(美輪さん)まぁ…笑。全部ブチまけて清々なすったんでしょう。

(さきこさん)しました。清々しました。

(美輪さん)問題ないんですよ。

(さきこさん)はい、ありがとうございます。

 

全部ぶちまけて

清々なさったでしょ



まとめ

愛のモヤモヤ相談室10月 前編 【二世帯住宅 母のネガティブ言葉が嫌】さきこさん(40代女性)は、幼いころから母親に「ブス」「お前いなくなれ」などの言葉の暴力を受け続けてきた。今でも母を許せない気持ちがあり、今後の暮らしに不安を感じている。

愛のモヤモヤ相談室10月 前編 感想 二世帯住宅を建てて高齢になった母を呼び寄せる。年に1回しか帰省しない私は、さきこさん少し頑張りすぎなのではと心配になった。

愛のモヤモヤ相談室10月 前編 内容 全文



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