宇多田ヒカル なぜフランチェスコ・カリアーノ氏? 日本人的なギモンの答え

2023年1月に40歳になった、宇多田ヒカルさん。

今夏は、生活の拠点であるイギリスから日本に帰国して、様々なテレビ番組に出演したり、SNSでの動画配信など、イキイキとした元気な姿を見せてくれていますね。

嬉しそうに語ったり、笑ったり、自然に楽しんでいる様子が伝わって来て、こちらも嬉しくなってしまいます。そんな宇多田ヒカルさんは、プライベートでは8歳の息子さんのママでもあります。ですが、パパであるイタリア人のフランチェスコ・カリアーノさんについては、一般人の方のため、ほとんど情報がありません。

フランチェスコ・カリアーノさんは、いったいどんな方なのでしょう?宇多田さんは、なぜ彼と結婚したのでしょうか??

結婚当時から現在までの宇多田ヒカルさんのツイッターやオフィシャルウェブサイトを引用しつつ、またまた勝手に推測してみました!




宇多田ヒカル なぜフランチェスコ・カリアーノ氏?

宇多田ヒカルさんの2度目の入籍が発表されたのは、2014年2月、結婚式を挙げたのは、5月でした。4年後の2018年2月には離婚されていたよう(公式発表はナシ)ですので、結婚生活は4年ほどだったと思われます。

ほんとにほんとに、大変失礼なのですが、宇多田ヒカルさんって、なんであんな冴えない(ごめんなさ~い❗❗💦)男の人と結婚したんだろう…?ってギモンに思う方が少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

ネット上に出回っている、結婚当時の写真を見る限り、分厚いレンズのメガネとヤボったい(ごめんなさ~い❗❗❗💦💦)風貌に、惹かれたのはどこ??と、思わずツッコミを入れたくなってしまうのです。

でも、色々な人間関係を幼い頃から経験してきた、宇多田ヒカルさんのこと。人に対しての目利きは、相当なもののはずですよね。

その宇多田ヒカルさんに選ばれし、フランチェスコ・カリアーノさんって、いったいどんな人なんだろう?どこに惹かれたんだろう??というのは、とっても気になるところです。

結婚がスクープされた当時は、「宇多田ヒカルが、バーで若いバーテンダーをナンパした。」と報道されたのだとか。それに対して、宇多田さんはツイッターでこのように反論されています。

結婚当時、宇多田ヒカルさんは31歳、フランチェスコ・カリアーノさんは23歳。8歳下の若い男性をパートナーに選んだことを、一方的に、〝ナンパ〟と報道されたようなんですね。

では実際にはどんな出会いだったのでしょう。宇多田さんは、フランチェスコ・カリアーノさんのどんなところに惹かれたのでしょうか。

以下、宇多田さんのオフィシャルウェブサイトの引用です。

私にとって彼はただ「大切な男(ヒト)」であり、彼にとって私はただ「大切な女(ヒト)」です。
出会いの経緯について多くの問い合わせを頂いておりますが、事実はつまらないもので、共通の友人を通して知り合いました。
私よりも若い彼ですが、家族・友人・仕事・人生・愛などについての価値観は私よりもしっかりしている部分が多々あります。ご家族と触れ合い、その理由がよく分かりました。

https://www.utadahikaru.jp/from-hikki/

〝宇多田ヒカル 共通の友人がきっかけで知り合った8歳下のイタリア人男性と結婚〟では、スクープにならないですもんねぇ。有名人って、ホント大変ですね~💦

知り合った当初、フランチェスコ・カリアーノさんは、宇多田ヒカルさんが、日本の有名芸能人だということを全く知らなかったそうです。

それは先入観なく、自分をただ一人の女性として見てくれたということではないでしょうか。

宇多田ヒカルさんにとって、それはすごく新鮮なことですよね。日本人男性では絶対無理ですもんね。

相手の男性は根が誠実で多くの友人に愛される好青年です。ご家族は、漫画に出てきそうな明るく賑やかな大家族です。

宇多田さんは、一貫して彼の人柄に惹かれた、と言っています。大切な価値観が、自分よりもしっかりしているところがあり、根が誠実で、多くの友人に愛されているところに惹かれたのですね。

また、明るく賑やかな彼のご家族にも会って、彼の人柄のルーツを感じられたということもあるのかもしれません。

実はこの前年の2013年8月に、宇多田ヒカルさんの最愛の母である藤圭子さんが、住んでいたマンションから身を投げ、亡くなっています。オフィシャルウェブサイトでは、次のように説明されています。

2014年2月3日
宇多田ヒカル

あと…喪中であるため、結婚を延期すべきか悩みましたが、母との最後の会話の中で彼の話をした際、「こんなに嬉しそうな母の声を聴くのは何年ぶりだろう」と思うほど喜んでくれていたので、きっと母も応援してくれてると信じて予定通りに結婚を進めることにしました。

フランチェスコ・カリアーノさんとお付き合いしている時期に、藤圭子さんが亡くなってしまったということなのですね。

その大きなショックと、心労で憔悴しきった宇多田ヒカルさんを支えたのが、彼だったということではないのでしょうか。


宇多田ヒカル なぜカリアーノ氏? 日本人的なギモンの答え

結婚式をするのに、休暇が取れなかったため、バーデンダーの仕事を辞めてしまっていたフランチェスコ・カリアーノさんのことを、日本では当時〝働かない〟〝稼ぎがない〟果ては、〝ヒモ〟とまで言い、ものすごいバッシングをしていました。

日本人って〝働かない〟〝稼ぎがない〟という男の人に対しての評価が、本当にキビシイですよね。

アリとキリギリスの童話で例えるとしたら、アリ的な男性は全肯定、キリギリス的な男性は全否定&自動バッシング、みたいになってしまいますよね。

〝~でなければならない症候群〟みたいな国民性なんでしょうか。(生きづらいなぁ。)

子どもが生まれてからの最初の2~3年って、本当に手がかかりますよね。ホントに目が離せないし、食べさせて着替えさせて、トイレをさせて、遊ばせて、お風呂に入れて、寝かしつけて…と、もう目まぐるしく時間が過ぎていきます。

とても一人ではやってられませんが、日本では割とママ一人に負担をかけて「それが普通でしょ。」みたいなスルー感?があるんですよねー。

でも、もし経済力があったなら、最初の子どもが生まれてから2~3年は、夫婦どちらもさほど働かず、子育てに専念できたら最高ですよね!

子どもにとってもそれは、本当に最高の環境なんじゃないかと思います。

フランチェスコ・カリアーノさんへのバッシングに対しては、宇多田ヒカルさんは当時、ツイッターでこのように反論していました。

確かに!性別が逆になると、すごいバッシングになるというのは、おかしいですよね。

宇多田ヒカルさんにとって、フランチェスコ・カリアーノさんは、優しくてかわいくて自分を一番に思ってくれる大切なヒトだったのですね!



宇多田ヒカル 「派手なアーティスト活動をやめて、人間活動に専念する」とは?

宇多田ヒカルさんは、2010年8月に「2011年からしばらくの間は派手なアーティスト活動をやめて、人間活動に専念する」と宣言し、2011年から本当に活動を休止しました。当時28歳でした。

それは、華々しい、派手なアーティストとしての自分を、一旦凍結して、素の自分、ただの一人の人間として、生きてみたかったということではなかったでしょうか。

スーパースターも、家に帰ればただの人、実はごくフツーの人間だということなのかもしれません。

 

例えばですが、あの大女優の大竹しのぶさん。大竹さんは、毎年数々の舞台やミュージカルをこなし、年代を問わず大勢の観客を魅了することで知られています。

でも、そんな超大女優である大竹しのぶさんも、家に帰れば、同居する30代の息子、二千翔(にちか)さんに手を焼いている、ごくフツーの60代のお母さんなんだそうです。

毎週水曜の21:00~、NHKラジオ第一で「大竹しのぶのスピーカーズコーナー」という番組が放送されているのですが、

その中で、大竹さんは、家に帰った時、保温の炊飯ジャーの中に「いつもひと口だけ残してあるご飯が、カリカリになっている!」と、憤慨した様子で話されていたことがありました。

もう!こんなちょっとだけ残すなら、全部食べちゃってお釜もちゃんと洗っておいてよ!ということですね💦

お釜、洗っておいてくれたら、帰って来てすぐにまたご飯を炊く準備ができますもんね!

それから大竹さんは、資源ゴミの回収のお話なんかもされていたんです。大竹さんは、段ボールをヒモでしばるのが、あんまり上手じゃないそうです。

ゆるゆるになってしまうそうなんですね。でもある時、ものすごくキチッと結んでくれてあって、

それは、息子の二千翔さんがYouTubeで段ボールの上手なしばり方を調べてやってくれてあったのだとか。

ここで普通は、ありがとうと言うところですが、大竹さんは、ちょっと違いました。すごい!こんなにキツくちゃんと結んである!という驚きとともに、憤慨する気持ちが湧いてきたのだそう。

「じゃあ、なんで今までやってくれなかったの?!」

と、思ってしまったそうなんです。

なんだか、笑ってしまいますよね。あの華々しい舞台で活躍する大竹しのぶさんと、ジャーのカリカリご飯と資源ゴミの段ボールって、全く相反するものに感じますよね。

でも、素の自分、ただの一人の人間として生きるって、もしかしたらこういうことなのかもしれませんね。

派手なアーティストのまま、日常の暮らしを続けるというのは、そのギャップの大きさが、とんでもなく精神的な負担になるのかもしれません。

宇多田ヒカルさんの話に戻りますが、人間活動に専念している間に、様々なことが起こり、色々なことに向き合わざるを得なかったと推察します。

2023年8月は、宇多田さんにとって最愛の母、藤圭子さんが亡くなられてから10年という節目の年だったのですね。

宇多田ヒカルさんは、命日にあたる8月22日、X(旧ツイッター)にこのように投稿されています。

自死遺族の集会に通ってみた時期、精神分析、育児や創作を通して自分と向き合い続けたこの10年で学んだこといろいろ。

死に正しいも正しくないも自然も不自然もない。

何かをすると決めた人間がそれを実行するのを周りがいつまでも阻止するのはほぼ不可能。

今知ってることをまだ知らなかった時を振り返って「ああしていれば」「なぜ気づかなかった」と自分を責めるのはまだ手放す準備ができていないから。

人が何を感じてどんな思いでいたか、行動の動機やその正当さなんて、本人以外にはわからない。

わかりたいと思うのも、わからなくて苦しむのも他者のエゴ。

「理解できないと受け入れられない」は勘違い(恋人に別れを切り出されて理由と説明をやたら要求するひと的な、一種のパニック状態)で、「受け入れる」は理解しきれない事象に対してすること。理解できないと理解すること。

人が亡くなっても、その人との関係はそこで終わらない。

自分との対話を続けていれば、故人との関係も変化し続ける。

参考になるって思う人が一人でもいたら書いてよかった。

みなさん良い一日を

最愛のお母さんを予期しないかたちで亡くしても、こんな風に語ることのできる宇多田ヒカルさん。「ホントにすごい人だなぁー」と尊敬せずにはいられません。

そんな宇多田さんのこの10年間の半分に、フランチェスコ・カリアーノさんがいたともいえるのではないでしょうか。

この間に、息子さんも8歳になられたのですね!大きくなりましたねぇ。子育てもお仕事も、本当に全力でやって来られたのですね!

まとめ

宇多田ヒカル なぜフランチェスコ・カリアーノ氏? 経済力のある宇多田さんにとって、必要なパートナーの条件は、〝人柄〟に尽きるよう。フランチェスコ・カリアーノさんは〝根が誠実で多くの友人に愛される人〟だった。

宇多田ヒカル なぜカリアーノ氏? 日本人的なギモンの答え もしかしたら日本人は、アリ的男性は全肯定、キリギリス的男性は全否定&自動バッシングするみたいになってしまう国民性なのかも。(生きづらいなぁ。)

宇多田ヒカルさんにとって、フランチェスコ・カリアーノさんは、優しくてかわいくて自分を一番に思ってくれる男性だった。

宇多田ヒカル 派手なアーティスト活動をやめて、人間活動に専念するとは? スーパースターも、家に帰ればただの人。派手なアーティストのまま、日常の暮らしを続けるのはしんどい。

宇多田ヒカルさんが自分と向き合い続けたこの10年。その半分に、フランチェスコ・カリアーノさんがいたともいえるのかも。

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